せめて、心置きなく

昨日・・

 

【相続の塾を探している】

 

そんなお話を頂き、

 

個別面談で初めまして・・で、

 

お話をした。

 

 

 

私は、

 

【塾の参加をお断りした】

 

 

 

正式には、

 

きっと、学びの路線が違うと思います・・

 

と、

 

お話をした。

 

 

 

本業は、不動産の方だった。

 

今や、

 

不動産も

 

車市場も、

 

『売り物がない・・・』

 

 

 

買う・・という、

 

仕事よりも、

 

『売りたい・・』お客様を、

 

どうやって囲い込むか?

 

 

 

その為に、

 

相続ビジネスに今から

 

参入していたいから

 

学ぶところを

 

模索しているという

 

お話だった。

 

 

 

極めつけは、

 

『だから、

 

相続問題に、何か執着や、

 

意義などは、今のところ

 

持ち合わせていません』と・・

 

 

 

そんな話をして下さった。

 

 

 

正直で、助かった・・

 

==============

 

今日、

 

実践塾の始まる数分前に、

 

電話が鳴った。

 

 

ご夫婦で飲食を営む

 

私の顧問先。。

 

 

 

2月のはじめ・・

 

確定申告が近いので、

 

必要な書類の確認などで

 

お邪魔して、

 

和やかに、ご夫婦と私は、

 

美味しいランチをした。

 

 

 

ご主人は、

 

・重度の糖尿病

 

・腎不全の透析中

 

少しづつ、私からも

 

しんどく見えてきていた。

 

 

 

楽しかったランチの

 

数日後

 

病気が、一気に悪くなり

 

入院生活になって

 

一度だけ・・私に、

 

 

 

『もう、

 

ガタが来てしまいましたわ・・・

 

なんかあったら、

 

家内のこと、頼みますわな・・』

 

 

 

かすれ、絞りだす声が、

 

私が、聞いた最後の声

 

 

 

奥様からは、

 

 

 

昨日の夜中、

 

入院先から電話があって

 

【人工呼吸器をつけていいか?】

 

その選択だったそう。。

 

 

 

主人が

 

そんなことは、せんとってほしいと、

 

言ってたけど・・

 

そのまま、逝ってしまうと思うと・・・

 

だから、つけてもらったんです。

 

 

 

散々、泣いて、

 

少し落ち着いたから

 

松本さんにお電話したんです。

 

と・・

 

 

 

『お辛かったですね・・・』

 

(私)

 

 

 

================

 

胸が、キューと、

 

なった。

 

 

 

私は、

 

辛い苦しいその時の仕事が、

 

すぐそこまで、

 

来ていることを、受け止めた。

 

 

 

相続問題に意義や執着がなくても、

 

『人の生きる・旅立つ』は

 

本当に、【重い】

 

 

 

私が、

 

会社を立ち上げた時、

 

副社長のバディと約束したのは、

 

【笑顔相続】ではない

 

相続に【笑顔】の言葉は、

 

使わない!!

 

 

 

そんな、

 

簡単なことじゃない

 

【人の生き・旅立ち】を、

 

重く受け止める仕事をしよう・・と、

 

二人で

 

誓った。

 

 

 

今は、

 

その気持ちを共有できる人で

 

なければ、

 

私は

 

自分の仕事を、シェアするつもりは、

 

 

 

1ミリもない。

 

 

 

せめて・・

 

心置きなく・・

 

 

 

そこへ、

 

頑張りたいと、

 

 

 

想うだけ・・・

 

私は、そんな仲間だけでいい