社会科見学7「谷津干潟」

都内を中心に自然や環境、伝統的な技術から先進技術まで
身近な場所にある気になる施設を社会科見学。
ツナガーが観て・触って・体感したレポートをご紹介します。
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先日3月20日の春分の日に
久しぶりにツナガーメンバー揃って「春を探しに」
千葉県の習志野市にある谷津干潟に行ってきました。
希望によりキッズ2名も参加しました!
ここ谷津干潟は約40haの広さで東京湾最奥部にある干潟で
貝類、ゴカイ、カニ、水鳥などが生息しています。
とりわけ北方のシベリアと東南アジアやオセアニアの南の国を行き来する
渡り鳥の一時の中継点としても有名で四季を通じて多くの渡り鳥が飛来します。
谷津干潟観察センター を中心に3.5kmの周回観察コースもあり
動物園や水族館と違って自然維持した中で様々な生体観測が出来ます。



1971年に締結されたラムサール条約の登録湿地でもあります。
(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)
谷津干潟観察センターではこの条例に基づき干潟や渡り鳥の保護
そして観察施設の整備を手掛けています。
今回ツナガーの取材ではチーフレンジャーの芝原さんに
干潟の概要や今の季節に見られる野鳥、観察ポイントなどを
レクチャーしていただきました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。



この日はダイゼン、ハマシギ、カルガモなどが多く見られました。
またその他クラゲやカニなど、日によってはボラ、トビハゼなども見られるそうです。
スコープも設置されており手ぶらで観察が楽しめ
一通り楽しんだ後に約3.5kmの観察コースを回りました。






谷津干潟観察センター
●千葉県習志野市秋津5-1-1(京葉線南船橋駅より徒歩20分)
●TEL 047-454-8416
●入場料 高校生以上 360円(中学生までは無料)
65歳以上は 180円
その他団体割引や年間パスポートあり
●開館時間 9時~17時
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始