「大切な人を亡くした方の会〜つなぐ〜」

 
代表 鈴木直子です
 


寒い日や少し暖かい日を繰り返しながら、少しづつ春になってきましたね。


卒業や入学の季節であったり、満開の桜であったり、新しいスタートを応援する様々なものであったり…。

大切な人を亡くした方々の中には、この時期のそういったものを感じることがつらい方が、多くいらっしゃることと思います。


苦しみ、悲しみ、後悔、自責…。

たくさんの感情を抱えながら今日を生きることで精一杯の皆様は、ご自分の未来が見えないことに、不安も覚えるかもしれません。



この地獄のような日々は一生続くのか。

自分はこのままどうなってしまうのか。

自分はこれからどう生きていったらいいのか。


分からなくて不安だと思います。


でも、分からなくて当たり前ですし、分からないことに不安を覚えなくても大丈夫です。


「あおむし」は、毎日、毎日、葉っぱをたくさん食べます。

ただひたすらに、何日も葉っぱを食べ続けます。

でもあおむしは、自分の将来を考えて葉っぱを食べ続けているのではありません。

あおむしの自分に今できることは、ひたすら葉っぱを食べ続けることだけだからです。


そしてあおむしは、いつしか蝶へと変わります。


あおむしの「ひたすら葉っぱを食べ続ける」という日々があってはじめて、蝶になる日がやってきます。



あなたが今、涙を流し、悲しみ、苦しみ、生き地獄のような日々を送っていることを、私は知っています。


でも、その地獄のような日々は、一生は続きません。

少しづつ、少しづつ、想いの形は変わっていきます。


悲しみや苦しみがなくなることはありませんが、そんな苦しい日々の中でも、あなたは少しづつ変容を遂げていきます。


あおむしがひたすら葉っぱを食べ続けるように、今は苦しみ続けるしかないかもしれません。


でも、いつしかあなたが変容を遂げることができたら、その時は、ぜひ私に教えてください。


あなたが葉っぱを食べ続けた先に遂げた変化を、聴かせてほしいと思っています。


もちろん、ずっとあおむしでも大丈夫ですし、さなぎのままでも大丈夫です。


そして、どんな蝶になるのかは自分で決められる…ということを覚えておいてもらえたら嬉しく思います。


10/18に発売になりました。


表紙に描かれた花は「立葵」という名前で、娘の葵が旅立ってから好きになった、とても可愛らしい花です。


もし良かったら、お手に取っていただけたら嬉しく思います。


☟こちらから購入が可能です。


自死には、自死特有の問題があります。


例えば、労災の問題、不動産賠償の問題、生命保険の免責の問題、スポーツ振興センターの問題。それらの情報を必要としている方に届きますように…


自死遺族支援弁護団


弁護士による自死遺族相談室


日本司法書士会連合会の取り組み

日本司法書士連合会HP


全国自死遺族総合支援センター


「自死と向き合い、遺族とともに歩む」自死遺族等への総合支援のための手引き


こころのオンライン避難所

ショックなニュースや自殺に関する報道に触れ、心がざわついたときなどに、気持ちを落ち着けるために…。


浜松市 自死遺族わかち合いの会


グリーフの過程においては、

「複雑などうしようもない想い」
「ありのままに」表現できる場があることが、
大きな助けになります。

複雑に絡み合った想いを表出し、
自らの悲しみを整理していく作業が、

亡くなった大切な方との、
新しい絆を作っていくことにもなります

つなぐは、
毎月の「分かち合いの会」を 
zoomによるオンラインで行っております。

zoomは、
パソコン、スマホ、タブレットのいずれからでも参加が可能です。 

新規に参加をご希望される方に関しましては、
下記の「ご予約・お問い合わせ」フォームより、お申込みをお願い致します。

※県外の方の参加も可能です。



誰にも否定されず、
誰のことも否定しない。

ただ、想いを分かち合う。

それが「つなぐ」ですおねがい

私達「つなぐ」は、
 
皆さんと一緒に
ゆっくり歩いていきたいと願っています。
 
「つなぐ」は、
いつでもあなたをお待ちしています。
 
あなたの心の準備ができた時に、
いつでもお越しくださいクローバー
 
 
次回の分かち合いの会(遺族会)スケジュール

病気、事故、災害等、様々な事情で亡くされた方
4/20(土)、13:30〜15:30

自死で亡くされた方 
3/23(土) 13:30〜15:30
4/10(水)  19:00〜21:00
4/27(土) 13:30〜15:30
昼と夜で、ご都合の良い方にご参加ください。
※スタッフも大切な人を自死で亡くした者です。