ランドクルーザー80 車検整備とナックルオーバーホールとか | ランクルに詳しくなりたいツナギ男のブログ

ランクルに詳しくなりたいツナギ男のブログ

ヤフーブログから引っ越してきました。2020年10月から整備士として独立しました。 大した事はしてません(出来ません)。栃木県の山奥でひっそりと働いています。よろしくお願いします!

 

 

一気に厚くなって全身ビショビショになりながら仕事しています。

メッチャバタバタしててブログを書く時間が取れませんでした。

 

別に今も時間が撮れたわけではないんですが、生存確認されてしまったので書きます(笑)

 

あっどーも、ツナギ男です。

 

 

今回は(今回も)

ランクル80の車検整備ですが、ほぼほぼナックルのオーバーホールです(笑)

ディーゼルマニュアルの80

 

バッテリーターミナルが奥まで入っていないので修正

 

ミッションの下側がオイルまみれ

 

うーん、クランクのオイルシールからかなぁ

今回は洗浄のみで経過観察

 

トランスファーのドリブンギヤ付け根から僅かにオイル滲み

 

各アームブッシュはそろそろ時期ですが一度にやると額が大きくなるので少しづつ予定を組んで進めましょうね

 

ハミタイ仕様でしたがスペーサーを抜いたら合法仕様になったので、戻すのは自己責任でご自身でお願いします。

 

Rブレーキは異常無し

グリスも塗られていなくて健全でした。

 

ドラムを外してハブとサイドブレーキの点検

 

うーん、残念ながらバックプレートが腐食しています。

いずれRハブのオーバーホールを実施するときにバックプレートも外して修理か交換しましょう。

 

クーラーベルトがダイエットに成功したようでうらやましい限りです。

 

サビザップを使えばいつも通り通勤するだけで痩せることが出来るのでお勧めです。

 

ただサビザップしすぎるとクーラーが動かなくなり、オーナーさんも汗だくでライザップすることになってしまうので気を付けてください。

 

気になる・・・

 

表面ではなく内側からでした。

 

ごまかして何もなかったことにします。

 

足回りに戻って

キャリパーの清掃・注油

 

交換歴のあるローターは綺麗なのでそのまま

 

ハブ側は清掃

 

シムを綺麗にて組み直して終了

 

ご用命頂いたショックブッシュの交換

 

錆でボコボコなので

 

バリバリ錆を落として

 

グリスを塗りたくってブッシュ交換終了

 

ボルトは片方交換しました。

 

メインデッシュのナックルオーバーホール

最近月に4台ペースでやってます (-_-;)

 

うーむ、なかなかにワクワクさせてくれる見た目じゃねーの(笑)

 

ベアリングは全交換になります

 

なーんかグリスの色が茶色っぽい気がするなぁと思っていたら

 

モリブデングリスとハブグリスのミックス仕様になっていたようです。

後からハブグリスを補充したのかな?

 

左右キャリパーも固着しているピストンがあったので、

同時オーバーホールです。

 

頑固野郎め、ビクともせんは、

 

ドラシャのインナーロッドは微妙に摩耗してますが、流石にこれで交換はしないです。

もうちょっと頑張ってもらいましょう!!

 

ブレーキローターの耳のせり上がりが酷いのでグラインダーでカット

スリットローター改プレーンローターになっていますがブレーキローターとしては問題ございません。

 

なんでハブのオイルシールが嵌る部分にタガネを当てることがあるのか不思議でしょうがないです。

 

洗浄終了

 

80での要点検箇所

左側下側のナックルアーム

 

コーンワッシャーが抜けなかったんだろうなぁ

マニハブのボディーがボコボコ

 

タガネの跡をベルサンで成形

 

ウォーターブラストでさっぱり

 

12R戦ったボクサーみたいになっとる(笑)

お客さんは笑い事じゃないけど・・・

 

旋盤に咥えてすこーしだけ削る

これ以上削って寸法が変わって何か起こっても困るので液ガスとガスケットの併用で何とかします。

 

クリアとタッチアップで美装

クリアは全台塗っていますがタッチアップは見た目が綺麗な物にはわざわざやってないです。

 

バックプレートをサッとサンドブラスト

後塗りの塗料が剥がれないのでほどほどで諦める

 

再利用のボルトはバレル研磨で清掃

 

マニハブの構成部品質はブラストで復活

 

玉を転げまわりながらカップブラシで磨く

 

内側が重要です

 

これが限界

この後、錆止め塗装

 

お決まりのナックル防水シール

 

大物たちもブラストで復活

ピストンの在庫が7個しか無くて部品待ちで組めず。

 

ケースも錆除去

 

水分の侵入により錆が発生したアームと

 

ナックル

組むときに液ガスを薄ーく塗って対処するしかないです。

 

部品が揃ったので組み立て開始

 

この季節はチンタラしてるとあっという間にサビるので錆落とし後は直ぐに組み立て始められるように段取り

 

所々にドーピングを施してラストエース刷毛塗り

 

ジョイント内部の点錆も

 

磨く

 

亀裂の入ってるエンドブーツは交換

 

スタビのブッシュがスカスカだったので交換

 

スピンドルとバックプレート装着でナックルのオーバーホール終了

 

ナックル防水シールはプレート形状のおかげか80が1番性能を発揮できると思う。

 

マニハブ組み立て

Oリングも新品交換します。

 

塗りすぎにならないようにグリスを塗布

 

マニハブのダイヤル切り替えのボールが片方入ってなくてモノタロウで近いサイズの鉄球を購入

純正は3.15mm モノタロウは3.00mm

 

恐らく問題なく使えると思います。

3.15mmの鉄球が探せなかったんです。

 

ガスケットをセットして

 

ハブも組み立て

 

最後にOリングが欠品中で間に合わなかったので手持ちのOリングとシリコングリス塗り付けで延命で終了

 

 

 

今回はここまで

最近は入庫するすべての作業をブログにすることが出来ません。

ブログ経由でお問い合わせ入庫になった方が優先でブログにしておりますのでよろしくお願いいたします。

 

今回はここまでです。

疲れています、お疲れ様です。

 

Crosshatch

ツナギ男

 

 

 

手いっぱいで中々更新することが出来ない当工場のネットショップ

ナックル防水シールやLC801HD用ステンレスフロントパイプパイプなど

Cross hatch(クロスハッチ)オンライン (thebase.in)

 

 

当工場のユーチューブチャンネル

今のところブログの記事が動画になっているだけです(笑)

(41) 【ランクル40】燃料漏れ 修理 BJ44V ランドクルーザー ツナギ男 Cross hatch - YouTube