こんにちは。
先日紹介したTさんのお家の整理収納サポートの記事、
続きがあるので今日は、続きを紹介しますね。
前回の記事
【完璧に片付いた家よりも、家は家族の絆を育む場である】
ということをモットーに、
子育て中のお母さんを中心に片付けのサポートを行う
お片付けの力で家族の絆を強くする
絆コーディネーター
（整理収納アドバイザー×方眼ノートトレーナー）
三重県四日市市在住の
阿竹未紗子です。
整理収納サポートへ伺った翌日の朝、
Tさんからメッセージをもらいました。
お子さんの鉛筆置き場と
お財布置き場を決めました。
と写真付きでで報告して下さったのです。
そして、
昨日、一緒にお片付けをしてもらって、
「心地いい」が分かるようになりたいと
心が動きました。
というメッセージだったんです。
この報告がとっても嬉しくて、嬉しくて、
家を整えることで現れた気持ちの変化について今日は書いていこうと思います。
自分の家について考えるようになった
自分の家のことって、
分かっているようでなかなか分からないことも多いんです。
何かが不便だけど、何をどうしていいかが分からない。
本当は、こんな風にしたいけど、どうしていいかが分からない。
理想はあるけれど、その道筋が分からない。
変わりたい！
最初は、こういう気持ちだと思うのですが、
まずはこれで大丈夫。
私も我が家を片付ける時、
最初何から手を付けていいかが分からなかったけれど、
変わりたい気持ちは、ものすごくありました。
そうしたら、
自分の家のこと、
家族のことをじっくり考えるようになって、
何を大切にしたいのか、
何を優先したいのか、
どうしていきたいのか、
何から手をつけていいのかが見えてきたんです。
だから、最初は、変わりたい！
その気持ちがあればお片付けは始めることができるんです！
その気持ちの中に隠れている見えない部分を、
紐解いていったり、
こんな風になりたいなーを具体的な言葉にしていくと、
いつしか自分の家の事を考えてるなっていくんです。
Ｔさんも最初は、とにかく、変わりたい！
今飛び込まなかったら、自分は変われないかもしれない！
その想いで来てくださって、どんどんとお家のことを考えていくようになりました。
片付けをやってみる！に変化
お片付けって、時間が必要。
家の中のモノを全部見直そうとすると、
膨大な時間がかかります。
しかし、
片付けって、
劇的にキレイにすることだけではなくて、
その日に届いた郵便物を見て、
不要だなと思った紙を処分するだけでもいいし、
脱いだコートをハンガーにかけてしまうことだけでもいいし、
使った体温計を次も使えるように場所を決めて
元の場所に戻すことだけでも
いいんです。
ごちゃごちゃしていたミシンの付属品や、ミシンと一緒に使うモノを整理する前にとった写真。
クローゼットの中を片付けなくては・・・・という大きなことではなくて、
毎日の小さなこともお片付けです。
手紙の確認をして片付ける、コートをハンガーにかける、
それだったら、数分でできそうじゃないですか？
Ｔさんが変化した最大のポイントは、
毎朝の5分間リセットタイムでした！
モノを置く場所を決めてはいるけれど、
とりあえずどこかに置いてしまうとか、
あとでやろうと思っていたけれど、
その後がくることはないとか、
で、
今まで貯めてしまっていた物を
よいしょと片付けるのって大変だなということに気が付いて、
自分の生活にはリセットタイムがなかったことにも気が付いて、
Ｔさんに
まとめて片付けるのと、
毎日５分片付けるのとどっちが楽？と考えてもらった時に、
毎日５分のリセットということだったので、
毎日５分リセットを始めてもらうことに。
毎日片付けして下さいねって伝えたらプレッシャーになるので、
Ｔさんが何だったらできそうかな？をいくつか考えて、
選択肢を伝えるようにしました。
すると、
朝の５分だったら子供と一緒に片付けができるし、
その５分のおかげで気持ちよく過ごせるし、
今まで片付けてもすぐに散らかるとあきらめていたことが、
５分あればできるに変わったと、
目をキラキラさせて報告してくれて、
そういう報告とっても嬉しい。
こちらこそ、報告を聞かせてくださってありがとうございます。
Ｔさんは、行動（片付ける）をしたことで、
どんどん自信がついていきました。
完璧じゃなくてOKと思えるように
ついつい、完璧に片付けなくちゃ・・・って
なることもあると思うんですよね。
私も、以前は、手書きでラベルが貼ってあるところを見ると、
ラベルライターで作らなくちゃとか、
↑
実際数年、手書きで過ごしていました。
そろっていない収納用品をみると、買いかえなくちゃとか、
あー、これ出しっぱなしだった、もどさなくちゃって
できでいないことを自分を見つけては
自分のことを追い込んでいたんです。
でも、それをしても、辛くなるだけで、
片付け嫌だ―、
面倒！
の方向に向かうだけだったんです。
だから、完璧にする必要はない！
ラベルが手書きだろうと、
収納用品がそろっていなくても、
次の休みの日に片付ける！と決めたものであれば、
数日置いてあっても気にしない！
ことにしたんです。
どんな生活がしたいのかな？
どんな家族でいたいのかな？
何を大切にしていきたいのかな？
って何度も何度も考えた時に、
私の片付けは最初から
完璧にする必要はないという結論になったんです。
↑今は、ラベルライターに張替えましたが、
映えを目指すことは、今はしていません。
だから、
Tさんにも、
片付けてみてうまくいかなことがあってもOKだし、
２４時間いつでも綺麗目指すのではなくて、
み片付けをするタイミングを決めてもらえたらＯＫだし、
これからやることが継続できない場合は、
もっと簡単になる方法を考えたり、
どうしたら続けれるかを考える。
だから、
一緒にやっていこう！
と伝えました。
Tさんやご家族に合う方法を見つけていきますよー！
という気持ちが、
今度は、
Ｔさんからお子さんへとつながり、
この写真のようにお子さんと置き場を決めることができたんだと思います。
収納方法には、メリットデメリットがあるし、
使う人、家族によってもメリットデメリットが変わってくるし、
トライ&エラーで大丈夫！ともお伝えしていました。
その気持ちになってもらうことができて、
Ｔさんのお片付けのエネルギーも上がっていって、
行動がどんどんと加速していきました。
こうしなければいけない！ということは、何もない。
トライ&エラーでOK、
どうしたらうまくいくかな？
その積み重ねで
うまくいった―を沢山経験してもらえるようになりました。
私が整理収納サポートでお伝えしていることは、
片付く仕組みだけではなくて、
★家族への声のかけ方
★片付ける人の特徴を掴んだもの選び
★はじめられるサイズのお片付けの提案
も、
させてもらっています。
お片付け相談会では、
はじめましての方が安心して話ができるように、
マンツーマンでお話を聞かせてもらっています。
片付かない原因を探して、
これからやっていくとよい３つのポイントを
お伝えしていくお時間にしています。
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