改めまして、新年明けましておめでとうございます
今年も勉強会や懇親会を通じて、色んな事業書のみなさんとつながっていけたらと思いますのでよろしくお願いします
南区役所別館で今年一発目のつながりの会が開催されました。
ケアの工夫発表会と題して各事業所で行っている取り組みを紹介し合いました。
『月刊デイ』などでもとりあげられていますね。
事業所によって条件も異なると思いますが、そのまま取り入れられそうなもの、ちょっとアレンジしたら良いケアにつなげられそうなもの、いろんな工夫を紹介していただきました
例をご紹介します
ある事業所では、弱視の方が識別できるカラーテープを床に貼って導線を作り、ご自身でいつでも目的地にいけるよう工夫されていました。
トイレの場所がわからなくても、職員を捕まえて『トイレに行かせて』とはなかなか言い出しづらいもの。自力で目的地まで行けることで、そういった羞恥心からも解放されるのではないでしょうか。
またある事業所では、大きなサイズの年号一覧表を作って貼り、それが年齢の確認や会話の盛り上がりに一役買っているそうです
中には業務改善の取り組みの紹介もありました。
皆様は『動作経済の原則』をご存知ですか?
物流業界などで使われているコトバですが、シンプルですのでご紹介。
①動作の数を減らす
②動作を同時に行う
③動作の距離を短くする
④動作を楽にする
要はムダ・ムラ・ムリをなくすということですが、結果としてゆとりが生まれ、仕事の質が上がります。『ケアの工夫』にも通じるのではないかと思います。
そして、有志の事業所発表の後は、グループで座談会。
みんなの前では言えなくても、話しやすい雰囲気になるとアイデアや取り組みが出てくる出てくる
明日から応用できそうなものもあり、興味深く聞かせていただきました。
そんな感じで今日は終了しました
もともと、介護をしてもらいたくて受ける方って、どのくらいいらっしゃるんでしょうね?
他人の世話にならず、自分の思う通り、好きに生きられるのが幸せだという方が多いのではないでしょうか。もちろん、手伝ってもらって幸せを感じる方もいらっしゃいます。
ご縁があって関わらせていただくことになった私たちですから、当然その方のことをよく知る必要があります。
今日紹介された工夫の数々も、その方のことを知って、合った方法というものを見つけていった結果だと思います。
勝手に熱くなってしまいました(笑)
色んな工夫があっていいですね楽しかったです。
ところで施設では感染症への警戒もピークを迎えているかと思います。
この時期体調を崩されている方も多く、予定より大幅に少ないメンバーとなりましたが、お疲れのなか集まっていただき本当にありがとうございました。
また色んなお話、聞かせてください
では、今年もよろしくお願いします