思い出話を少し♪ー可能性を信じ、見守ることー | カウンセラーやまだの生きかた探究♪

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その背中が次の誰かへと伝わっていく♪

 

 

 

 

もう時効だと思うので思い出話を少し。笑

 

 

 

ライという中学校で勤務をしていた時に出逢った男の子の話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時、私は男子バスケット部の顧問をしていました

 

 

地域ではそこそこ強いチームで、

市内では優勝、地区を抜けて、県大会へと進めるだけの力のあるチーム

 

 

そんな中での顧問であり、自分自身は中学高校とバスケ部ではあったものの、

補欠であり(笑)、バスケットを指導するなど全く得意ではなかった(泣)

 

 

 

 

 

赴任した当時の三年生が夏までで引退し、

二年生と一年生で新たなチームがスタート

 

次のキャプテンを決める時期にさしかかる

 

 

 

短い期間ではあるが、三年生が抜けるまでの数ヶ月、それなりに生徒たちとも関わってきていたので、どの子がどんな気質があり、生徒同士の人間関係も多少理解できていたところもある

 

 

手堅く真面目な子、

 

普段はおっとりしているがボールを持たせたら力を発揮する子、

 

技術はあるが面倒なことは手を抜きがちな子

 

 

まあ、ホントにいろいろいました。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言うと、

 

新キャプテンに選んだのは三つ目に書いた

「技術はあるが面倒なことは手を抜きがちな子」

 

選んだときには嵐が巻き起こりました。笑

 

 

 

生徒たちも保護者も、まさかこのライ君が選ばれるとは思っていなかったようで、「本当にうちの子でいいんですか!?」とお母さんからかなり心配された笑(むすこよ…笑)

 

 

 

キャプテンは体面上部員たちからの投票制という形は取ったものの、

山田の中では決まっていたのです、ゼッタイ「ライ」やなって。笑

 

 

 

ただね、上でも書いた通り、彼はサボるんです。笑

バスケは好きみたいだし、楽しそうにやる。

 

ただ、体を作るための基礎トレーニンなんかはとにかく手を抜く。笑

 

 

それを周りの子たちも見て知っていて、

だからこそこちらがライを指名したときはどよめいた笑(ムスコよ…笑)

 

 

 

人がいなかったからではなく、彼以外にもキャプテンができそう子は数名いた。

 

でも、山田の中では他の子ではなく、「ライ」だったんです。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エラそうに言えば、

 

彼はキャプテンになることで彼自身が成長すると信じていたし、

チーム全体が活性化するというかおもしろいチームになっていくような気がしていたから。

 

というのが私が彼を選ぼうと思った主な理由かな

 

まあ、結果、嵐が起こったんだけど。笑

 

 

 

では、その後、彼が劇的に変わったかと言えばそんなことなく、苦笑

キャプテンになっても相変わらず手を抜いたりすることもあり、

途中何度となくカツを入れたこともあった(息子よ!!笑)

 

 

でも、彼は少しずつ「キャプテン」になっていったように私には思えていたかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選んだ約半年後、つまり彼らが三年生に上がるタイミングで、

私はその学校を離れることになった。

 

彼らの夏の最後の試合は見にいくからと約束をして

 

 

 

その後の細かいことは聞いていないが、

数ヶ月後に見た彼らはどこか大人びて見えたのを覚えている

 

 

 

 

 

 

長くなりました。笑

なんだかふと思い出し、文面にしたくなったので。

 

ライ、今どうしているだろうか…(恋人かっ笑)

 

 

 

すぐに結果が出ることを私たちは求め過ぎるところがある

人の成長にしても、

関わっている時に変化が見られることほうが少ないのかもしれない

 

できることがあるとするならば、

相手の成長を願い、ただ信じて見守ることだけなのかもしないなあと書いてて思った^^

 

 

 

 

 

 

 

 

Good Luck♪

 

 

 

 

 

 
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