高木善之さん
(NPO法人ネットワーク『地球村』代表)
彼のことを初めて知ったのは、
『オーケストラ指揮法』という本を数年前に読んだところから。
この本で語られている、
人との関わり方や相手の個としての力の引き出し方
集団としての一体感
自分も教育者という仕事に関わる端くれだったこともあり、
こどもたちとの関わりにおいて大いに感銘を受けた。
手前味噌だが、
本を読む前から高木さん言っている考え方の一部を自分なりにすでに実践していた。
強制や権力
そういったものではく、
尊重や相手を信じて任せる
本人が自ら動きたくなるようなこちら側の在り方
本の中で彼が語る内容には
こどもたちの姿を目に浮かべながら何度も共感したのを覚えている。
そんなこんなで、
高木善之氏という人物は
“いつか会ってみたい人リスト”に入ったわけである(◎-◎)
そして数年のブランクを経て、その高木善之さんに会う機会を得た!
(いつもは通り過ぎるだけだった町、基山。
降り立つと空と空気が気持ちよかった♪)
講演会では、
話の内容が濃かったし、てんこ盛りで、レポートととして上手くまとめれる気はしない(笑)
ただ、自分のこれまでの生き方とこれからの生き方、
残りの人生という与えれた時間(命)をどう使うのか、
どうやれば使い切ったと自分は思えるのか
同じ年男の彼(三回りほどちがうが…笑)の生き方に自分の中にあるものが反応していた。泪も出た。
日本で、世界で、
そして地球規模で今何が起こっているのか?
事実を正しく知り、
その上で自分たちに今できることは何のなのかを考え、
小さくても実行と継続をしていくこと
電力を大手(原子力)から
クリーン発電で産み出されたものへシフトしていくとか、
実は間伐材ではない材木から作られている割り箸を
繰り返し使えるマイ箸へ替えてみるとか、
日本は食料自給率が圧倒的に低い(30%満たない)のに食べ物の約1/3が廃棄されている事実、
賞味期限は企業側の「希望期限」なだけであることなどをを理解し、
必要な分だけ買ったり残さないよう意識するとか
自分一人がやっても変わらないと思っている一見小さなことこそ、
自らが継続していくことでその輪が拡がり大きな影響をもたらしていく
自分のことも
周りのことも大切にしながら
世の中のことにも意識を。
自分自身が今からどう生きていくのか
高木さんのお話を聞いて
そこを見つめ直す機会をもらったし、
事実(真実)を正しく理解することからまずはやっていこうと思ってます(^ー^)
明日(1月27日)は久留米で講演会があるようなので、
タイミング合うなら一度高木さんに会いに行ってみてください。
お話の内容もさることながら、彼の命をかけた活動(生き方)に感じるものがあるかもしれません。
御年72歳を迎えられる彼の手はとても大きく、力強かった!(*^ー゜)




