経済的な自由は得たのに、なんかモヤモヤしてしまう

 

 

友人とこんな話をしてました。

 

自分で起業して、経済的にはある程度自由になれた。

自分がやっていることは嫌いではないし、続けていきたいとも思っている。

このチャレンジで自分も変化できたと思う。

でも、変化する前から何も変わらない自分もいる。

その自分がどうやら不安を感じているようだ。これってどうすればいいの?

 

本人は悩みってほどでもないんですが、モヤモヤはどこか感じてスッキリしない状況。

日常生活はなにも不自由がない、、でもなんか引っかかってる。

 

こういう話に認識技術から何が言えるのか、ちょっとまとめてみます。

 

 

結論としては、

・何にとらわれているのかを特定することが必要

・自分のことを決めていないから起きる悩み

・すべては脳の認識構造に原因がある

 

です。

 

 

◆今の経済的自由はなぜそこまでできたの?

まず、自分で発信して経済的自由を得ようと思ったのはなんで?と掘り下げていきました。

いきついたのは、「自信を付けたかった」ということ。

 

自信を付けたくてチャレンジしたことが、今はうまくいっているんですね。

本人の中では、その部分においては自信があるとハッキリ言い切ってました。

 

じゃぁそのモヤモヤって何よ?って聞くと、

「それがね、自信がないのよ」と

本人が話しながら自分で気付いていましたが、自信を持ちたくてチャレンジしたことがうまくいっているはずなのに、自信がない自分がいる。

ちょっと聞いただけでは理解できないですよね。そこでこんがらがってました。

 

つまり、今自信が持てているのは表面的な「私」であって、もっと根本的な自分は「自信がない」と感じているということ。

 

友人が何にモヤモヤしているのかというと、「自分に自信がない」ということだったんです。

 

 

 

◆その原因はどこに?

この自分に自信がないということを掘り下げていくときに、

「そういえば、小さいころから感じていたことだったかも」

努力して経済的にはうまくいったので忘れてしまっていたようです。

 

こういう話になると原因捜しを始めてしまいますよね。

例えば、家庭環境から影響を受けたからとか、親が忙しくてかまってくれなかったとか。

 

この時に、存在や現象に原因を持ってきてしまうと、自分の変化が出来なくなってしまいます。

 

認識技術を学んで、自分の認識と疎通をするという取り組みを経験して分かってきたことは、存在や現象にアプローチするのではなく、認識にアプローチをすることの重要性です。

この友人の場合だと、自信がないと感じているのは、間違いなく「今ここにいる私」なんですね。

今の私が何をどう思っているのか、どう感じているのかを観察していくと、「部分的な情報だけですべてを思い込んでいる」ことが観えてきます。

 

友人の場合だとそれは、「親がかまってくれなかったこと」だったんですね。

 

話を聞いていくと、まったくかまってくれなかったわけではないんです。

旅行にも連れて行ってくれたし、高い学費も何も言わず払ってくれた、愛されているなと感じてもいる。

でも、妹が生まれてからかまってもらえなくなったと。

この部分だけが本人の中では、「私はかまってもらえないんだ」という思い込みになり、その「私」が今ここにいるんだ。

となっていました。

 

 

 

◆何が変わるべきなの?

子どもの頃に自分のことを決め付けて、その私のまま今を生きている。

この状態から変化を考えていくと、「かまってもらえる私になる」って思ったりしませんか?

友人も同じことを言ってました。

でも、よく見てみると受動的な言葉です。

 

受動的な言葉で表現する人って多いんですが、実はこれでは、何も変われません。

 

自分以外の人って、基本自分の思った通りにはならない人です。

逆を考えると分かりやすいんですが、

自分が他人の思った通りに常に行動するって、どうですか?絶対にないですよね。

ありがちな言葉ですが、相手に変わってほしいと思うことは不幸の始まりです。

 

つまり、「受動的な私」から「主体的な私」になること。

これは友人のいきついた「何を変化すべきなのか」の答えでした。

言い換えると「私が決める、私になる」

 

ここまで来ると、あることが観えてきます。

この友人の場合の「自信」とは、誰かがかまってくれること。

受動的なニュアンスになっているということです。

「誰かがかまってくれた結果、自信が持てる」と思っていた。でもそうじゃないんだと。

「私が決めるから自信が持てる」という私になりたくない?ということですね。

 

自分のことを決めていく経験を蓄積すれば、自信があるかないかで考える事悩むことは無くなるものです。

自信が持てる世界のことを、あーだこーだと考える人はいません。

 

 

 

◆ここからどのように変化するのか

自分の認識と疎通が出来たら、次に考えたいのは具体的な変化ですよね。

 

具体的な変化の時に、必ず考えなければならないことがあります。

それは、そもそもなぜ人間は「自分のことを決められない」悩みを持つのか。ということです。

 

変化は、具体的で客観的な観点を使わないと、よく迷子になってしまいます。変化したのかしてないのかさえ分からなくなるんです。

 

個人の世界は、主観的で感覚的です。個人の世界の中で変化を起こそうとすると、必ずごちゃごちゃになって、根本的な変化までは至りません。

確実な変化をするには、個人から抜け出して、人間という尺度で見ていくと、自分のことがよりシャープに見えてきます。

 

そこで使うのが、認識の構造です。

Youtubeに載せているで、時間がある時に見てみてください。

 

不特定多数の人が同じ悩みを持つのであれば、そこには法則性があるということ。

その法則性を脳の認識構造に基づくことで、なぜ「自分のことを決められなくなるのか」が分かるようになります。

 

結論からいうと、脳の認識のクセが必ず「部分だけ」しか認識できないからなんですね。

自分という存在の全体を認識できない。部分だけを認識して、「私は、、」と思い込んでしまう。

すると、自分という存在に確信が持てなくなる。何か足りないと感じる。何か補わないと、、、と考えが走ってしまいます。

それが、実はすべての悩みの原因なんです。

 

部分しか認識しない脳の構造の影響を受けた考え感情を走らせている限り、この悩みは消えることはありません。

この認識構造を深く理解すること、そして認識構造に基づいた考える力を身に付ける事が必要になってきます。

 

そろそろ字数が多くなってきたので今回はこの辺で。

 

Youtubeに解説は出していますが、理解を深めるには自分事とつなげていくことが一番の早道です。

対面で講座という形でも行ってます。そちらであれば、本人の具体的な事例とつなげながら理解を進めていくことが出来ます。

また、考える力を上げる講座もあります。

ぜひ検討してみてください。

 

「日常を創造的にする為の、脳の認識が持つクセを理解する講座」

 

◆まとめ

・何を悩んでいるのか、とらわれているのかを特定すること

・受動的な変化ではなく、主体的な自分へと変わっていくこと。

・変化は主観的・感覚的ではなく、客観的・再現性で創っていく。

・なぜ私は、、ではなく、なぜ人間は、、で、シャープに観察する。

・脳の認識構造に基づいて、確実に変化していく。

 

 

では、今回はここまでです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

 

 

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