「三国志」「三国志」と騒いでいるのもどうかと思うのですが、とりあえず10巻中5巻まで読み終わりました。
最初は合戦につぐ合戦に、少々辟易していたものの、何とか面白くなってきました。しかし、登場人物の多いこと!でも、これだけの多さだからこそ、誰かに自分を模す事が出来て、男性に人気があるのかも、と思いました。やっぱり、乱世における一門の武将ってかっこいいですもんね。我もかくあらん、ということでしょうか。
戦いに敗れてもそれで終わりではないところ(負け方、落ちのび方にもキャラクターが出ているような)、昨日の敵は今日の友であったり、またその逆でもあるところ。私はその辺が面白いな、と思います。
5巻の最後にようやく、諸葛孔明登場! しかし、孔明は美人さんなのかな。なんか描写がすごいです。「花のうごくか、嫋々竹そよぐか、と疑われるばかり」ってすごいなーと。「嫋々」って、大抵は美女にかかる形容詞かと思ってたけど、男性にも使うものなのね。うーん、才色兼備?(ちょっと違う?)