前半部の「バスケ好きな不良少年」は、何とも伸びやかな姿で良かったのだけれど(キラキラと眩しい)、後半部、ドラッグに堕ちていく様は殆どくどいほどにリアル。後半は冗長に感じたけれど、ドラッグが身近な国では、ここまで描かなければならないのかな。転落のきっかけは何だっていいわけだけど、そこにドラッグがあるかどうかで、結果はかなり違ってくる。
音楽は結構好きだったし、ディカプリオは綺麗だったけれど、106分が滅茶苦茶長く感じた。そう多く読んだわけではないけど、後半部は「麻薬からの生還本」によくある感じだと思った。