引越し前1ヶ月くらいの1月に入院した祖母。

思ったよりも入院が長引き、先週退院。

引越しのことは伝えてなく、退院後に報告しようと思っていた。

なんで親元から遠くなるところへ引越したのか、など怒られるだろうな、と思っていた。

優しいけれど厳しい面も多い祖母。

弟が長男だから。

実家に集まると弟の子供達よりも先にうちの子供達がご飯を食べてはいけない、とか。

そんなのもうどうでもいいやん、ってことをちいさな頃からしつけられていたから。

今回の引越しのこともよく言わないだろうな、と思っていた。

昨日、久しぶりに電話したら。

いい選択をしたな、夫婦仲良く、子供達ものびのびと、楽しんだらいい。と言われた。

想定外の言葉に涙あふれそうになったけれど。

私が美容師見習い時代にたまにかけてきてくれる電話がいつもタイミングよく落ち込んでいるときで。

きついならいつでも帰ってこい。と逃げ道を与えてくれてたよな、と。

誰よりも、泣く暇あるなら踏ん張って頑張れ。と言いそうなくらい厳しい祖母なのに。

そういうちいさな優しさをたくさん与えてくれてたんだよな、と思い出す。


田舎ならではの長男をたてないといけない風習とかはすごく嫌だけど。

両親から離れることを怒るだろうな、と私の勝手な思い込みだった。

嫌なこともたくさんあったけれど。

姉や弟がいれば、私はいなくていいな、とか思ったこともあったけれど。

私が思う以上にいつだって愛されていたんだ、と気付く。

生きているうちに、また電話したり。

会いに行ったり。

たくさん話そう、と思った。

嫌に感じた思い出よりも。
 
その倍あるいい思い出を思い出していこう。



賑やか空

今日も当たり前のような奇跡に感謝。

ありがとう。

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