結婚相談所に入って婚活（コンカツ）したいけど、
いっぱいあり過ぎてどこを選べばいいか分からない
…という相談をよく受けます。
そこで今日は結婚相談所を選ぶ際の考え方について綴ります☆
どの相談所もそこで考える最善のサービスを提供していることと思います
でもそれが自分に合うかどうかは分からない。
だから迷うんですよね
どんな相談所を選ぶにせよ、
まずはあなたが今現在のご自身の状況を認識しておく必要があります。
詳細はこのあと後述するとして…
誤解しないでいただきたいことがあるので先に言います
婚活業界で言われる「スペック」についてです
この「スペック」が高い＝成婚できると勘違いしている人が多いのですが、
婚活は「ハイスペック」＝「成婚できる」というほど単純なものではありません
それを言うなら、
「自分を理解してる人」＝「成婚できる人」です
これを踏まえて言います
お見合いが組みやすくて交際に発展しやすいのは
ハイスペックの方々です
成婚するにはお見合いして交際を経なければならないわけですから、
そういう意味で「ハイスペック」は成婚しやすいと言われているわけです。
なのでまずはご自身の状況を認識する必要があります。
参考までに以下
をどのくらい満たしているか確認してみてください
【男】
●健康（お薬服用中除く）
●年齢39歳以下
●年収600万円以上(自営業なら2000万円以上）
●サラリーマンの方は上場企業の正社員
●身長170㎝以上
（※但し年収1000万円以上かつ客観的なイケメンで35才以下なら身長はある程度許容される）
●大卒
●イケメン（男性は10人中5～6人が好きな顔と言うくらいでOK）
●中肉中背スタイル（痩せ過ぎや太り過ぎNG）
●婚歴なし（ありでも子供はいない）
●タバコを吸わない
【女】
●健康（お薬服用中除く）
●年齢20代～34才以下
●高ルックス（10人中7～8人が好感を持てるレベル）
●手首×足首細め中肉中背スタイル（痩せ過ぎ太り過ぎNG）
●正社員か契約社員（年収350万円以上（女性に限り年収はTPOによるところが大きい）/雇用形態が派遣はあまり望ましくない）
●婚歴なし（ありでも子供はいない）
●タバコを吸わない
上記をすべて満たしている場合、
婚活業界ではＡ～Ｓランクのハイスペックと言われます。
（注※上記
は「すべて」です☆年齢以外は全て満たしてる
とかは×）
ランクってあとどのくらいあるの？という疑問については、
Ｓ→Ａ→Ｂ→Ｃくらいだとお考えいただければ☆
もしご自身がＳ～Ａランクではナイのであれば…
結婚相談所を選ぶ際にコレだけは外さないでいただきたい条件が1つだけあります
それは◆申し込み数の制限がない（又は高めに設定してある）ところです
ハイスペックの方はお見合いの申し込まれる数に期待できるため、
自分に合う人が見つかる確率が高くなります
受諾するだけで会えるので当前ですね
この「スペック」に自信がない人の場合…
申し込まれる数には期待できないので自分から申し込むのですが…
受諾するのはお相手側なので、
会えるか会えないかを先方に委ねることになります
会わないことには何も始まらない婚活（コンカツ）…
結婚相手は会える人の中にしかいないわけですよね
その可能性のキー
がお相手側にある状態で活動する事になるので、
制限を設けられると断然不利なんです。
来ないものをいつまで待っても永遠に来ません
「パン
がなければケーキ
を食べればいいじゃない」
…のアントワネットじゃないけれど、
「来ないならこっちから行けばいいじゃない
」が婚活です。
参考までに
お見合いの申し込みが受諾されるイメージは以下のとおりです
◆全体のお見合い成立率＝6.2％
（※10人に申し込んでも1人と決まらない。20人に申し込んで約1.32人です）
◆お見合い成立率が最も高い20代女性で11.4％（10人に申し込んで１人）。
◆45歳以上49歳までの男性においては4.4％という辛いデータが出ています。
上記👆を踏まえるとお見合いには「申し込む」コツが必要で、
何も考えずただやみくもにひたすら申し込めばイイというものではありません
「数うちゃ当たる」のダメ元感覚で申し込む人もいますが、
無鉄砲に申し込み過ぎると段々申し込める人が少なくなって行きます。
とは言え
担当さんに相談して一緒に申し込めばお見合い成立率は上がるかもしれません。
がしかしその相手が必ずしもあなたの会いたい人とは限りません。
手堅く会える人に会って行くのは賢い婚活のやり方です☆
でも
何だか腑に落ちなくて色々決めかねる
まだ他にも素敵な人がいるかもしれない
…と、決定打が打てないままになる可能性もあります
担当さんは数々の現場を見てきてるので、
その人がどういう人に申し込めばお見合いが成立しやすいか分かります。
1歳でも若い今
できるだけ最短コースで成婚させてあげたいと思うため有効なアドバイスをするものなのです
でも実体験を経て自分で納得しながら進んで行かなければ、
結婚できたとしても常にこんな思いがよぎるかもしれない…
あのとき
ホントはもっといい人がいたんじゃないだろうか
不発の花火みたいに…蕾のまま枯れてしまった花のように…
人生が不完全燃焼にならないでしょうか
やっぱり婚活は粉骨玉砕覚悟でやれるだけのことを全力でやり抜く…に限ります
申し込める手持ちの権利内で手堅く会えそうな人に申し込んで行くのと同時進行で、
自分が「会ってみたい」と思う人にも申し込めた方がよくないですか
たとえ会える確率を度外視しても。
自分でもやりたいようにやった
そのうえで実際に会えたのがこの人たちだった
そのなかで結婚を考えられたのがこの人だった
そして成婚した
このような経緯の末に結ばれたご縁であれば、それはやはり運命の人です☆
なによりあとから後悔することなんてあり得ません。
たとえ離縁することになったとしてもです
（※もちろんそんなこと望ましくありませんが3人に１人は離婚する現代なので結果論話で）
あのときの自分にできることはすべてやった最善を尽くした
そう思えるならその経験は財産になります
それだけスッキリと自分で引き取れていたら人生に後悔なんてあるはずがナイ
だから申し込める数には制限がない相談所
もしくは最低でも50件/月は大丈夫なコースを選ばれることをオススメしたいわけです
あとは個人差があるので参考までに以下7点を掲載します☆
該当するところがあれば併せてご参照ください
●月会費が1万円以上の相談所の場合
1年以内に結婚すると覚悟を決めて本気で取り組むのならありです
システム使用料およびお世話料金だと思っていてください。
その代わりにサポートを待つ受け身ではなく貪欲になって自発的にしっかり活動してくださいね☆
婚活は恋愛相手じゃなく結婚相手を探す場所なのでそんなにあまくはありません
腹をくくらずして活動してると3～4年なんてあっと言う間に過ぎ去ります。
女性は1歳でも年齢を重ねるほど不利になり、
男性だって女性ほどではないにせよ歳を重ねるごとに不利になるのは同じです。
更に男性の場合はお見合いのお茶代などを含め結婚するまでの必要経費がかさみます。
●成婚料が20万円以上かかる相談所の場合
入会金・月会費・成婚料を対比させたとき、
成婚料に重きを置いている相談所は成功報酬型の相談所です。
こういう相談所は本気のサポートが入ります。
担当者との温度感がちがうと「成婚をせかされる」と感じるかもしれません。
期限を決めて覚悟で挑む本気の婚活を考えている人には向きます。
最短コースでの成婚を目指させるので、ときに
愛のムチで厳しいリアルなアドバイスを突き付けられることもあるでしょう…
プライドの高い人や豆腐メンタルの人、マイペースに活動したい人には向きません。
●お見合い料金がかかる相談所の場合
こちらが申し込んで決まったお見合いの場合のみ有料というケースや、
場合に関係なく「お見合い料」がかかるケースなど様々ですが、
とにかく「お見合い料」を徴収するタイプの相談所があります。
この場合は申し込まれて決まった場合のお見合いは無料という条件で、
かつ自分のスペックに自信があり来てくれた人の中から結婚相手を選ぶ！
…という人なら問題ないと思いますが基本的には論外です
会ってナンボの婚活。
会うたびにイチイチ料金がかかっていては会う人を厳選してしまいますよね？
人と人なんて会ってみなければ、話してみなければ、接してみなければ分かりません。
いくらPF上で期待できても実際に会ってみるとちがった…なんてことは日常茶飯事。
会うだけで料金がかかるのは得策ではないと思います。
●好立地な場所に事務所を構えている相談所の場合
テナント賃料や光熱費など運営するだけでもそれなりのランニングコストがかかる為、
さぞ数字にシビアなことでしょう…。
こういう相談所は入会金・月会費・成婚料が全体的に高く設定されている事が多いです。
担当さんもノルマに追われている可能性が高く、
ひとりで常時100人以上の会員さんを担当していることも稀ではありません。
あなたがハイスペックであれば手厚くお世話して貰えるかもしれませんが、
そうじゃない場合…お世話はあまり期待できないかもしれません💦
ノルマがあるので効率重視になるのも無理はない背に腹は代えられないのです。
支払っている額の割にはほったらかされるなぁと不満に感じることでしょう…
固定費要因にならないためにもよりいっそう自発的に活動する覚悟が必要になってきます。
●大手協会のネットワーク傘下に入っていない相談所の場合
自社会員だけでお見合いをさせる相談所がありますが、
それでは会員数がしれているので男女比率に差があり過ぎることも
自社会員のみにこだわっている相談所の場合は、
医師や士業など特殊な職業の方のみが集う相談所ならともかく…
一般の人にはオススメできません💦
●女性か男性のどちらかが無料の結婚相談所の場合
これだとマッチングアプリの婚活（コンカツ）と同じで、
結婚に対する温度感の低い異性が混じります。
出逢いの質に対する効率が悪いでしょう。
控えめに言っても「お金を支払ってでも婚活（コンカツ）して結婚したい」
…と覚悟を決めて活動するくらいの対等な真剣度はほしいですよね。
●成婚率〇〇％とアピールする相談所の場合
その成婚率はどうやって出されたものなのか
確認してから鵜呑みにしましょう
①いつからいつまでに成婚した人を集計したものなのか
②成婚の定義はどういう設定になっているのか
（プロポーズも親御さんへのご挨拶もまだなのに、
2人さえよければそれで成婚！として退会させる相談所もあります）
③成婚率の計算式はどういうものなの？分母の数は？？？
成婚率に関しては婚活業界で決められた共通定義がないんです
デカデカと「成婚率〇〇％
」とうたっていても、
よくよく話を聴いてみると平成〇年～〇年までの集計…とか、
過去最多の成婚率…とか、
20代～30代前半までの成婚率…とかアルアルです
成婚率が高いことと自分が成婚できることは全く別物
自分に合った相談所を見極めましょう