手術は成功し、リハビリも順調に経過。
伯母が退院してからの生活を考えねばいけなくなり、
東京から、我が家がある地方に引っ越しをすることは
伯母に相談もなく勝手に決まった。

が、
伯母にどう話すか、
認知症が始まって、脚も以前のようにガンガン歩くことも無理。
地方暮らしはそう簡単に公共交通機関は使えないというか、ない。
そんな中で伯母が一人暮らしをするのは無理だろうということで、
施設を探すことになった。

父が東京から離れたくないといっている
伯母のことを思うとなかなか
こちらで暮らすということが言い出せない様子で、話が進まず。
しかし、今入院している病院の退院日は決まっていて、先延ばしにもできず。

その様子をみた父に
私「伯母さん、認知症どのくらい進んでる?」
父「入院する前に比べるとかなり」
私「言ったこと覚えてるの?」
父「覚えていたり、覚えてなかったり」
私「・・・」

私「じゃあさ、もう伯母さんに東京からこっちに引越しの話

伯母さんにしたことにして、伯母さん了承したから引越し準備始めてることにしたら?」

もう、嘘も方便。
父も困っていたようで
私の案で伯母さんに話したところ
すんなり
「そう、、、」
で、難なく終わったらしい。

 

今度は引っ越しの計画を立てなければならなくなった。

このコロナの中、東京へ行く、、、

コロナが徐々に落ち着いた頃に東京に行くことにした。

第二波は必ず来ると、我が家族は言っていて

第二波が大きくなったら、今度はいつ東京に行けるのか

わからなくなるから。とのことで引っ越しは1日で

することになった。