今日の朝、リビングから奥さんの「何これ!?」という声が何度も聞こえてきた。 


 何事かと思って見に行くと、床に2m弱はありそうな白いプラスチックの棒が横たわっている。


 最初は何なのか全くわからなかったけど、よく見ると配線カバーのような形をしている。裏には粘着テープの跡もあったので、「どこかに貼り付けてあったものが落ちてきたんだろう」と考えた。


 ところが、その周辺の家具や壁、天井の隅まで探しても、外れたような場所が見当たらない。


 「いや、どこから来たんだよ…。」 


 奥さんと二人で家中を見回しながら、「こわっ」と何度も言っていた。


 こうなると、だんだん想像がおかしな方向へ進んでいく。 


 「誰かが侵入して、これだけ置いて帰った……?」 


 ……いや、それはさすがにない(笑)


  なんだこの展開。まるでSF映画の冒頭じゃないか。


 「これは絶対、主人公が平凡な日常から非日常に巻き込まれるやつだ。」


 謎の棒が現れて、数日後には世界の命運を託される展開……。 


 ……いや、冷静に考えれば、ただの配線カバーかもしれない笑 


 ひとまず、その謎の配線カバーらしき棒は

使っていない部屋の隅に置いておくことにした。


 いつか「あ、ここに付いてたのか!」と判明する日が来るのか、それとも永遠に謎のままなのか。


 今のところ、我が家最大の未解決事件である。