皆さん、こんにちは。積立王を目指す父です。

 

物価高で、様々な生活コストが上がっていますが、『電気代』の高騰も悩ましい問題の一つですよね。これから冬が到来し、暖房などで電気使用量も増える家庭が多いと思いますが、直近で、更に大きく電気代が上がる要因がありますので、今回はその内容と、対策の一案をご紹介します。

 

まず、大まかな背景として「燃料コストの上昇」があります。ロシア・ウクライナ問題や、円安ドル高などの要因で、燃料コストが高い状況が続いていますね。

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燃料コストの上昇

 

 

 

これら燃料コストの上昇が、電気代へ影響する仕組みが下記の通りになります。燃料費調整額というのが、燃料コストによって変動するわけですね。

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燃料コストが電気代に影響する仕組み

 

 

従来は、この燃料費調整額に、”上がってもここまででストップ”という上限がありました。しかし、この秋から冬にかけて、多くの電力会社で、この燃料費調整額の上限撤廃が予定されています。ちなみに、Looopでんきでは今年の3月に、楽天でんきでは今年の6月に、既に廃止されています。

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燃料費調整額の上限廃止

 

 

 

ご参考までに、楽天でんきを利用している我が家の電気代がこちらです。単純計算で、昨年の8月は1kWhあたり26.7円だったのですが、今年の8月は1kWhあたり38.0円まで高騰しています。(無頓着であまり気にしていませんでした。。。反省しています。)

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ご参考:我が家の電気代推移(楽天でんき)

 

 

 

更に、楽天でんき、Looopでんきでは、「市場価格調整単価」への変更が予定されています。これは、日本卸電力取引所(JPEX)の取引価格に連動して、電気料金の単価が決まるというものなのですが、過去、電力需要増や燃料不足の際には、単価が10倍程度まで上がったこともあります。なので、特にこの2社を利用中の家庭では、この冬の電気代がどこまで上がるか、予測が難しい状況です。

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市場調整単価への変更

 

 

 

 ①燃料費調整額の上限廃止(多くの電力会社)
 ②市場価格調整単価への変更(楽天でんき&Looopでんき)
によって、多くの家庭で電気代が上がると思いますが、大手電力会社(東京電力や関西電力等)の「従量電灯プラン」であれば、燃料費調整額に上限がありますので、読めないコストアップを抑える対策になりそうです。

ちなみに我が家でも、楽天でんき→東京電力の従量電灯プランへ切替手続きを行いました。

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大手電力会社への従量電灯プランへの変更を決意

 

 

 

楽天でんき→東京電力の従量電灯プランへの切り替えの流れは下記の通りです。手続き方法が電話だけで、とても混み合っていますので、手続きを行うだけでも少し時間がかかります。また、実際に契約を切り替えるまでに、私の場合は一ヵ月程度かかるようでしたので、同じような変更をされる方は、急いだ方がベターですね。

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楽天でんき→東京電力(従量電灯プランへの切り替えの流れ)

 

 

 

今回の対応を下記の通りにまとめました。特に電気代はランニングコストとして家計に効いてきますので、心配な方は見直しをおススメします。

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まとめ

 

 

 

今回の内容をYouTubeでも公開しておりますので、お時間のある方は是非、ご覧ください。