最近の長男ですが、出せる音声が増えました。
具体的にどういうことかというと、以前は動物の鳴き声や唸り声みたいに文字起こしが難しい音声ばかりだったけれど、
「ママママ」
「パパパパッ」
「ナンナンナンナン」
「エエェー、イィィー」
というように、カタカナ表記ができる音声になってきました。発語前の0〜1歳の乳幼児が話す宇宙語に少し近くなってきたかな。…あと1ヶ月で6歳だけどね!
そしてそれだけでなく、その喃語で一生懸命こちらに語りかけてきてくれるようになってきてくれて、これがまた可愛い。音声で要求を伝えるということができていると言っていいんじゃないかな。そして私が、
「そっか、そっかー、そうなんだね」
と適当に答えると、とても嬉しそう。一方的な発信ではなく、相手の反応を求めているところがポイントとしては高いと思ってます。
そして、本当に極ごくまれにですが、
「ママ」
と言いながら、私の顔を覗き込むことが何度かあります。
「今ママって言った?言ったの?そうだよ、ママだよ。ママ。もう一回言ってみて!」
と身振り手振りを交えながら私が反応すると、困ったような顔でニコニコしてはいるものの、もう一度言うことはしてくれません(私が必死すぎるのかもしれん)。
日常で『ママ』という単語を聴き分けていそうな気はしますし、『私=ママ』ということも分かっているような気はしますが…悲しいかな、それをちゃんと確かめるすべはありません。基本的に指示が通らないから。
ちなみに『パパ』も言います。私のことをパパと呼ぶ時もあるし、旦那のことをママと呼んでることもあるけどね。あと、宙に向かってママということもあります。そこに誰かいるの?みたいな。
実際にママと呼んでいるのか、それともただの偶然なのかは確認することができないけれど、長男のその声は次男とはまた違ったちょっと高めの優しい響きで、
(そうか、ママと呼ぶ時はこんな声なんだなー)
と、6歳目前にして初めて知ることができて、とても幸せな気持ちになりました。次男はもうちょい低めの声で、やんちゃな男の子そのものって感じ。やっぱり違うんだよね、同じ我が子でも。
そして、きっといずれはママとはっきり呼んでくれる日が来るんじゃないかと希望が持てるようになりました。会話は無理でも、私をママと呼んでくれるなら、それだけでいい。
児童精神科の先生にも、たとえ言葉の意味は分かっていなくても音声模倣を始め出した段階で、それは発語面の大きな成長だと言われました。
でもまだ発語認定には弱いかな。特定のシーンで使えるわけでもないし、頻度もとても低いので。
うーん、でもやっぱりママって言ってるのかな。
そうだといいな。
そういうことにしておこうか。
それくらい、夢見てもいいよね。