3月も終わり。

長男も無事に年中さんとしての1年間が終わり、4月からはついに年長さんです。ついこの間入園したばかりの気でいたのに、何だか信じられないような不思議な心持ちです。ここまで来るのにさんざん泣いたり苦しんだり葛藤したのに、喉元すぎれば…というやつでしょうか。でも、長男が幼い頃の子育ては絶対にやり直したくない。大変すぎたから。


もちろん、中身は幼いまま。

発語はなく、身辺自立もあまり進まず、その辺の草や絵本を食べるなどの異食も相変わらず。風呂のコーキングをベローンと剥がしたり、湯船の中でうんちをしたりと、いろいろやらかすので目が離せません。あ、でも最近弄便しなくなった!(って書くと再開されそうなんだよなぁ笑

行動だけを見ていると、今年の療育手帳更新は最重度かなと思ってます(現在重度)。


一方、親や先生を求め甘えたり、自分の要求を伝えたり、こちらの伝えている意図をくみ取ろうと頑張る姿がとてもよく見られるようになりました。コミュニケーション能力は格段に上がったと言ってもいいかな。

こちらの話している内容も身振りを交えればかなり伝わるようになりましたし、単語も断片的に理解できているようです。


例えば、絵本の部屋に入りたがる長男に、

「そっちの扉は鍵がかかってるから、前の扉から入ってね」

と先生が指をさしながら言うと、指示通り前から入っていったり。


キッチンで水仕事をしている私のもとにリモコンを持ってきたので、

「ママ忙しいから、テレビつけてほしいならパパに持っていけばいいやん」

と言うと旦那の元にリモコンを持っていったり(『パパ』という単語は聞き取れているのかもしれません)。あれ?こっちの言ってること分かってる?というシーンがあり、驚くことがあります。

ただ、必ずしも伝わるわけではないので、文章を聞き取るまではできていなくて、雰囲気的に感じ取っていることもありそう。それはそれですごいけど。まぁこの辺りは、確認するすべがないです。


長男には分からないだろうと決めつけず、なるべく普通に、かつ明瞭に…を心がけ、写真カードを使いながら話しかけるようにしています。



実は、4月から新しい児発に通わせようと思っています。その児発には言語聴覚士さんがいて、ST(言語療法)が受けられるとのこと。ペクス(絵カードを使ったコミュニケーション方法)についても詳しく教えてもらえるらしく、そこに通っているママさんから、

「ペクスはカードを作るのが大変だけど、やって良かったよー!」

と聞きました。


どちらかというとお勉強系の児発らしいので、今まで利用していた遊び中心の児発とは少しタイプが違うかな?長男に合うかどうかは通わせてみないと分かりませんが、少しずつ認知面や言語面の成長が見られる今はチャンスかもしれないと思ってます。

ちなみに見学に行った時は、長男は楽しそうでした。先生がたも子どもの扱いが上手で感じ良く、リラックスした雰囲気で。

発語がまだないんですが大丈夫でしょうか…?と聞いたところ、大丈夫ですよと言っていただけました。

一度言語の先生にも見てもらいたかったので、いい機会かなと思います。


今年は就学に向けて本格的に動かないとならなくなるし、次男も入園するので予定が多くなりそうな予感。でも、私のひとり時間も確保できそうです。

とりあえず、ひとりになれたらゆっくりアニメや映画が観たい!本も読みたい!