一昨日(木曜)のこと。

園にお迎えに行くと、出入り口付近に不穏な状態の長男がいました。私たちの姿を見て、

「あ、長男くん!お待ちかねのママだよ!」

と先生が声をかけているのが聞こえたので、あんまり状態が良くないのかな…と心配になります悲しい


「今日なんですけど、もう長男くん帰りたくて帰りたくてたまらなかったみたいなんです」

聞くと、朝私が行ってしまってから10分くらいして、急に『帰りたい』と要求を必死に出し始め、それが聞き入れてもらえないと分かると出入り口付近で座り込んで大泣きをしていたそうです。

お気に入りのおもちゃやペットボトルを渡そうとしたり、水遊びに誘っても全然ダメ。午前中は全く活動ができなかったらしい…大泣き

給食は少し食べたけど(味噌汁半分&持参したパン)、昼寝は眠りが浅くてすぐに起きてしまい、ずっと不安そうに泣いていたとのこと。


「健気に一人で靴を履いたり、リュックを出してきたり、水筒のショルダー紐を掛けようとしたりとしてました。うまくできなくてまたギャーッと泣いてしまったけど…でもちゃんと分かっているんですね、リュックや水筒を持てば帰れるって」

と先生が言いました(ちなみに、長男が自主的に帰りの準備をしたことは過去に一度もありません)。


言葉をもたない長男がそこまでして伝えたかったくらい、帰りたかったのか…こんなこと今まで一度もなくて、先生たちも私もとても驚きました不安



頭をよぎったのは、先週金曜から飲ませ始めた薬『リスパダール(リスペリドン)』。

たしかに服用を始めてから、攻撃性や怒りっぽさはほとんど見られなくなっていたけど、代わりに不安感が強まっていました。その不安は日に日に増幅していると、園の様子を聞いて確信キョロキョロ


また、服用を始めてからは毎日中途覚醒や早朝覚醒があって、昼寝も眠りが浅くなっていました。もちろん飲む前から中途覚醒や早朝覚醒はあったけど、毎日ではなかったショボーン


***


帰宅後、薬局に電話で相談。

リスパダールには不安や不眠症という副作用があり、発生頻度はそれなりにある(まれなことではない)。とりあえず今晩は服薬をやめていいけれど、早急に予約を取って先生の指示を仰いでください…と薬剤師さんが丁寧に対応してくれました指差し


病院の児童精神科に電話すると、

「少し待つかもしれないですが、明日の午後に来てください。お母さん一人でいらっしゃいますか?」

と聞かれます。旦那は仕事。時間的にお迎えしてから行かないと間に合わない。

「いえ…預ける人がいないので、本人と下の子を連れて行かないといけないんですが…」

「…そうなんですか…分かりました。指定の時間の10分前にいらしてください」


***


園から帰宅しても、不安定な様子は変わらず。

私がそばにいないと不安がり、テレビ要求するのに何を見せても怖がり、夕食もまともに食べられず、風呂に入る前にコテンと眠ってしまいました。

一日泣き通しでさすがに疲れたんだよね…と思いつつ、旦那と協力して風呂に入れ、寝かせます。泣きながらも協力的で、その健気な姿を見るとかわいそうになってきて。

旦那も同じ思いだったらしく、優しく歯をみがいてやりながら涙ぐんでいました。


薬を飲ませなかったその晩、長男は久しぶりに朝までぐっすりと寝ました。朝の不穏は相変わらずだけど、スムーズに登園。やっぱり薬のせいだったのかな…どうしたらいいんだろう…と不安な気持ちは募ります。


ちなみに、手のかかる子ども二人を連れて受診なんてやっぱり無理だと思ったので、隣の県に住んでいる実父(退職して家にいる)と妹夫婦(日本に移住して間もないので、まだ仕事はしていない)にヘルプを頼むことに。

車で1時間半以上かけてわざわざ来てくれました泣き笑い


昨日(金曜)、児童精神科を受診して先生とお話しした内容についてはとても長くなるので、また次の記事に書きますね。