今日は愚痴ですもやもや


昨日の話。

子どもたち二人に昼食を食べさせていました。

長男の方が食べ終わるのが早いです。でも、食後は流し台に連れて行って手を洗わせ、口を拭いてあげて、食べ物で汚れた服を全部着替えさせ、トイレに連れて行って座らせ、オムツを替える…とかなりやることが多いです。

長男は何ひとつできないから、全介助なのは仕方がない。


次男の方は食べるのがゆっくり。それはいいんだけど、まだ食べている最中に私が長男のお世話のために食卓から離れてしまったので、完全に気を悪くしてしまった怒り

普段なら大人がほとんど手伝わなくても上手に食べられるのに、怒りゆえか?ご飯の入ったお茶碗を2回も床にひっくり返し、プリンを食べ終わったらカップとスプーンも下に落として、

「落っちゃった」

と言ってました。大好物のプリンそのものは落とさないんだよね、そこは冷静。


長男が食べたあとで大惨事になっている床に、大量のご飯とプリンのカラメルソースがプラスされてさらにグチャグチャ。

長男の介助を終え、テレビを付けてやったあと、次男のもとに戻って機嫌を取りながら食べ終えてもらい、手を洗ってやり、オムツ交換。

時間は13時半。


(私は何を食べようかなぁ)

と考えながら、床掃除をしつつ長男の所在と動向を確認すると…さっきまでテレビを見てたはずなのに、今はテラスルームの隅で転がって大人しく何かをしている。

「何してるの?」

と長男に声をかけると、タイミングよく顔を出しました。何かをクチャクチャと食べています。

「え、また何か食べてるの?」

でもテラスルームには食べられそうなものなんて置いてないのに…?と立ち上がると、異臭ドクロ


「ウソだ」

という言葉が思わず口をついて出てきて。

近寄ると…人ならばおそらく本能的に嫌悪感を持つものである…便を食べていました。オムツに手を突っ込んで、指ですくって口に入れていて。

おそらくテラスルームの隅で排便したあと、私が片付けで忙しくしてて気付かないので触ってしまって…そして今日は食べてしまったのか。


長男は満面の笑みでした。口の周りにも、歯にも、茶色い汚れが付いていました。


絶句。

自分でも意外だったことに、怒りや苛立ち、嫌悪感は感じませんでした。

ただただ、悲しかった。

こんなに悲しいことは、今までなかった悲しい


人としてこれはないだろう…という行動だったからかもしれません。そりゃ、弄便するだけでも強烈だけど…でも、食糞(食便?)はちょっと次元が違いすぎて。

それに『食糞』は犬など動物に使うことが多い用語のイメージ。ちなみに以前飼ってた犬も食糞することがあったけど、犬がやっていても嫌悪感はひどかったです。



とりあえず片付ける。淡々と。

手を洗う。口を拭う。服を全部脱がせ、おしりを拭く。トイレに座らせる。オムツを履かせる。


長男はオムツを履くとニコニコしながら、私の膝に乗ってきました。私は話しかけます。

「長男くん、ウンチは触らない…食べないよ…」

「ウトゥトゥーッ!」

と声を上げて抱きついてくる長男。

「食べないよ、もう食べないでね…」


言い聞かせながら、涙が溢れてきました。

「分からないよね、ごめんね…分からないんだよね…トイレに座ってくれてありがとね…」

トイレの床に座って、オムツ一丁の長男を強く抱きしめて、泣きました。



分からない。

どうしてこんなことをするのか、理解できない。

今は情緒的にも落ち着いているから、問題行動という感じでもない。

ただただ、知的障害が重すぎるだけ。


私が泣いている理由どころか、母が泣いているということすら理解できない長男は、私に抱っこされてとても嬉しそう。


こんなの、あんまりだ。

何でこんなに重い知的障害なんてものが存在するの。どうして、この子なの。



トイトレには不便だからしばらくやめていたけど、またロンパース着せなきゃいけないな。

お腹を壊すなどの健康被害がなかったのは不幸中の幸いでした。


でも、やっぱりつらい。

昼食は、食べられませんでした。