少し前の話ですが、ご自身のお子さんの発達で悩まれているという方からコメント頂きまして
参考までにうちの長男の0歳台の様子を教えていただければ…とのことでした。
考えてみたら、ブログに0歳台の様子を書いたことなかった!と気付き…ちょうど4歳の誕生日を迎えたばかりだし、いい機会だから赤ちゃんの頃を振り返って綴ってみようと思います
ただ、私が長男の発達の遅れに気付いたのが1歳半の頃。つまり、0歳台の時は何の違和感も感じていなかったんです!皆さん、いつ頃気付かれているんですかね?(特に中等度や重度のお子さん…)ブログを読んでいると、かなり早い段階で違和感に気付く方も多いなぁという印象を受けます…そんな、ちょっと鈍い母親の記録で恐縮ですが
●身体や運動面の発達
首すわり…4ヶ月
ひとり座り…6ヶ月
つかまり立ち…8ヶ月
ハイハイ…9ヶ月
つたい歩き…10ヶ月
ひとり歩き…1歳1ヶ月
これを見ると特に身体の発達が遅いということはなかったんですが…何か抜けていることにお気付きでしょうか?
そう、寝返りとずりばいがない…
つまり、できなかったんです
なぜか寝返り返り(うつ伏せ→あおむけ)はできたけど、そもそも自分でうつ伏せになることができなかったそしてずりばいを全くしないで、ある日突然ハイハイを始めました。
ハイハイをするまでの移動手段は、背ばい。
4歳の今でこそ寝返りは普通にできますが、かなり大きくなるまで寝返りは苦手で、している姿をあまり見たことがありません。運動面での凹凸がかなり見られる子だと思います
私が読ませていただいているブロガーさんが以前書いてらしたのですが、発達障害のある子はいわゆる育児書に書いてあるような発達段階を飛ばしてしまうことがよくあるみたいです。
もちろん、発達段階に抜けのある子は必ず障害がある、というわけではないです。
●抱っこばかりの赤ちゃん
他には…ずっと抱っこしていた気がします。抱っこしている時しか泣き止まないし寝ないし、置くと秒で起きるので背中スイッチが敏感だなぁと感じました
抱っこしながらご飯を食べたり、おんぶしながら家事をしたり…でも、こんなものかな?と思ってました。
夜の寝かしつけもうまくいかず、座って授乳したまま寝ていたこともあります(私が)。子どもが生まれたあとは旦那と寝室を別にしていたので、孤独でツラかったな
●あやし方とその反応
目は合わないと感じたことはなく、人の顔をよく見ており、あやすと喜んでくれました。
反応の良かったあやし方は、紐やリボンを目の前でヒラヒラさせる、身体をくすぐる、口で「ポンッ」と破裂音を出して聞かせる、激しめの高い高いをする…といったもので、これらの刺激はいまだに好きなまま。長男の感性は赤ちゃんのままなんだろうな
一方、いないいないばぁをしたり、変顔を作ってあげたり、大人が顔を近付けたり離したり…といった人の表情や動きに頼ったあやし方には無反応でした
こちらからの声かけに反応はなく、見えない場所から声をかけると振り向く、ということもありませんでした。人見知りも1歳半頃までほとんどありませんでした。
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ただ、自閉症の子の赤ちゃん時代によく見られる『抱っこすると反り返って嫌がる』や『母乳を吸うのが下手』というのはありませんでした。抱っこのフィット感は半端なく、助産師さんから母乳を飲むのが上手だと褒められ、離乳食も順調
こうして振り返ると、抱っこさえしていれば割と手がかからない子でした。第一子だったから比較対象となるきょうだいもいなかったし、ひたすら長男に構っていられたし
0歳台が一番幸せだった…というか、いわゆる『普通に成長をする未来』しか見えてなかったので、あの頃の自分の気持ちを今思い返すと、心の奥がギュッと痛みます。この子が4歳になってもママとすら言えないとは、当時は夢にも思わないよなぁ
あ、でも今は今なりに幸せです(笑)
※今回私の書いた内容と似ている特徴がある赤ちゃんが、必ずしも知的障害を伴う自閉症であるとは限りません。あくまでも参考程度でどうぞ。
気になる場合は小児科医に相談するのが一番かな?と思います。はっきり言ってくれるのはやはりお医者さんだけです