これまでたくさん引っ越しをしてきた人生。
改めて数えたら、なんと次で11回目!
根無し草人生の私が
ようやく終の棲家へと落ち着きます。



昨年の2月頃に
森の中のひだまりが集まる土地に一目惚れ。
3月頃には
地元の工務店さんが建てた建物に一目惚れ。
私はいつも運がいいんだと思う。
こーゆー運命みたいな出逢いは
ほんとにスムーズにトントン拍子に進む。
なんかに守られてるみたいに
こちらだよ〜と導かれる。




これまで素人ながら
高気密、高断熱、天然素材…などなど
色々と勉強してきて
あちこちの工務店さんを巡り
あれこれこだわりはあったけど、
ここの工務店さんの建物に出逢って
ビビビ!とやられてしまい
一回、全ての思考が崩壊してしまった!
建物に一目惚れするなんて初めてで
心の赴くまま、信じるままに
この工務店さんにおうちを建ててもらおうと
お願いすることになった。




あれから早いもので1年が経とうとしている。
ブログでは特に記録してこなかったので
かなり唐突ではあるけれど
出来上がり間近の現在の写真を
ちょっと記録しとこ。








ここは玄関入って右手に、上着収納と靴箱。
まだ下地丸見え。珪藻土で仕上げ予定。

これは台所。
籠もって料理したい私の希望を叶えてくれた。
右の細長い窓から外には山桜が見える。
ここに流しのシンクがくる。春が楽しみ。

台所の反対側は玄関と繋がっている。
6人家族の大量の食材を
ダイレクトに台所に運び込める
忍者屋敷さながらの隠し扉。
茶室へのにじり口のような風情。

ダイニングから台所の入口を見たとこ。
珪藻土で塗られ始めている壁。
ここは収納。

リビングからウッドデッキに出られる。
南西の角。憩いの場。冬は暖かいよ〜。

ここは二階。天井現し。太鼓梁が格好いい。
階段横の小さいスペースはロンパールーム。
寝室。壁紙の色味は若干のグレー。落ち着く。

私の細長い書斎。西の窓。
夕焼けを望めるとはなんという贅沢。
庚の私のためだけの部屋。新しい工房。



打ち合わせが楽しくて楽しくて。
一目惚れした工務店なんだから
絶対素敵に仕上がるに決まってるんだけど、
それとはまた別のフェーズで
自分の希望をつぶさに見つめた1年だった。
うまくいかないことも
なんとかうまく切り抜けて
ここまで形になってきた。



『希望』と言えば聞こえはいいが
あらゆる『わがまま』を聞いてもらった
愛着まみれのおうちが
もうすぐ完成する。