⚠今日は長文です⚠



私はなぜかいつも少数派に属してしまう。
自分の好むものが他人と違うことが多い。
そんなマイノリティな自分が
なんなら
珍しい掘り出し物みたいな
特別感があって好きだ。


これまで自分が少数派で困ったことや
悩んだこと、除け者にされたこととかは
ありがたいことに、特にない。
と言うことは
そこまで極端な少数派に
属しているわけではないのかもしれない。
けど
ついマイノリティ側の意見や気持ちに
スーッと同調してしまうのだ。




うちの子が通っている
オルタナティブスクールで
ある議題(後述)についての多数決が行われた。
うちの繊細かつ大胆な次女は、
クラスメイトのほとんどがAかBのところを、
たった一人でCに挙手した模様。
(間違いなく私の遺伝子😂)
そして帰宅後にポツリと教えてくれた。
『誰も自分の気持ちを
聞いてくれなくて寂しかった』と。



そっっかぁぁぁぁぁぁぁ!!
そう思ったんだね。



今まで私自身マイノリティな嗜好のことで
他人に共感とか理解してもらおうなんて
これっぽっちも思ってこなかったし、
多分これからも思わないんだけど、
次女は多分自分の気持ちを誰かに
わかってもらいたかったじゃないかな。
もしかしたら
私自身も共感してほしかった過去が
あったかもしれないけど
そもそも理解してもらうことを諦めていて
そんな気持ちに見向きもしてこなかった。

自己主張を諦めてる。
わかってくれる人にだけわかってもらえれば
それでいーや。
って
一見サッパリしてていいんだけど
その実、冷めてるなーって思った。
乱暴に言えば
自分の意見を粗末に扱ってる。
(官星ぽい)

少数派であっても自分の意見を大切にして
人にもわかってもらいたがる次女は
自分の意見をとても大切にしてる。
自分自身をとても大切に思ってる。
(自星+漏星ぽい)

それに気づいて
私はとっても嬉しかった。
どっちがいいわるいじゃなくて
次女は次女らしく
ついでに
私も私らしく
ちゃんと生きてるんだなーって。





あとね
『誰も自分の気持ちを
聞いてくれなくて寂しかった』
という次女の言葉が引っかかって
ここ数日、胸が苦しいのよ。
どんな対応なら少数派は救われたのかと
グルグル考えてる。
(印星ぽい)








今回の多数決の議題は安全面に関わる
【老朽化や破損で朽ちている
遊具の使用可否について】
だったので、父母間でも話題になって

『安全に関しては話し合いではなく
取説に従って大人が適切に判断して欲しい。』
『子どもの話し合いに
委ねていい性質のものではない。』
『学びの場としての安全性だけは
確保して欲しい。』
等々、これらが真っ当な多数派の父母の意見。


けどやっぱりここでも
マイノリティ発動の私。
使用するしないを決めるときに
取説の線引や大人の判断のみでは
あまりにも強引だし
子どもの気持ちを尊重してほしかったので

『使用していた当事者である子どもたちこそが
議論しないといけないと思う。』
というような主張した。

いつもだったら
はなから諦めちゃう派の私なので
多数派の意見に逆らうことなく
表向きは『そーですよねーいーですねー』
って言って調子を合わせて
本心は言わない。
(土の印星ぽい)
けど今回、
次女の心の機微に触れてしまったためか
冷静を保てなくなって
泣きそうになりながら
取説での線引きに反対した。
愛着のある物とのお別れは私にとって
非常にセンシティブな問題である。

『使用していた当事者である子どもたちこそが
議論しないといけないと思う。』

こんな綺麗にまとめた言葉は出なかった。
普段から自己主張し慣れてる人からしたら
奇異に映ったかもしれないけど、
自分の壊れそうな本心を
人に伝えようとするだけで震えたし
うまく伝えられないどころか
『ぶつける』ような言い方になって
どんどん感情も昂って
自我が芽生えた3歳児の如く
ほんとに無様だったけど
でもなんとか
そんなようなことを
主張できた。







もちろん
少数派の意見を切り捨ててほしくはないけど
せめて
少数派の人が納得できるまで議論してほしい。
少なくとも
少数派の人の気持ちに耳を傾けてほしい。
少数派の人はその選択をするに至った
経過や理由、気持ちを聞いてほしいんだと思う。
その選択が結果、選ばれなかったとしても
たとえ理解してもらえなかったとしても
言葉にするだけでもスッキリするもんなのよ。
『言える=癒える』んだよ。

最終的に、多数決をするにしても
よーく議論して、話し合いを深めて
双方の言い分を理解し合って
最悪、理解できなくても
お互いに納得できるとこに
落とし込んでいってほしい。
時間がかかってでも
この過程がほんと大事だと思う。




『安全に対する考えに不足があるかどうか、
大人の介入は必要だが
子ども達が考える機会になる。』
『安全について子ども達自身が
自分たちの頭で考えられる様になる事が大事。』
等々、同意見のママ友の存在にとても救われた。
その人は真の民主主義を見ている。

『多数決の世界は
少数意見が切り捨てられる世界。
現行の世の中は名目上は"民主主義"
ということになっているが実際は
多数決で決められた"ピラミッド型社会"であり
多数の意見が正しいという
風潮の社会になっている。
ここでは
少数派の意見も大切にしてもらえる
多様性が認められる団体を目指してほしい。』

そんな主張をしてた。
言語化に優れすぎている上に
優しさに満ち溢れている。
痺れた!




今回で私の言語化能力は
3歳児並ということがわかったので笑
まずは4歳児目指して精進します←