久々に動物に関して思うことです。

<福島第1原発>取り残された犬 7カ月半ぶりに家族の元へ (毎日新聞 - 11月26日 12:55)
http://mixi.at/aia4E7z

こんなニュースをミクシィで見つけました。


この犬に関しては、無事に飼い主の元に戻れてほんとによかったと思うけど、

多くの犬(ねこも、だちょうも、牛も、豚も・・・)は、
避難する際に
政府の「2~3日で戻れるから」と言う言葉を信じて亡くなく家に残して、
結局1ヶ月、2ヶ月してようやく2時間の一時帰宅が認められたけど、
その時には逃げちゃってたり死んじゃってたりしている。

運良く連れ出せても、
入居した避難所や仮設にはペットは連れて行けないって言うので泣く泣く手放す。

そして残された動物たちはただ「死」を待つのみなんて・・・と、
餌やりや捕獲をしようとしているボランティアを、
政府は警察を使って逮捕する。

これっておかしくない?

まず、2~3日で帰れるって保証もないのに軽々しくそんなこというなって言うこと。

そして、運良く連れ出せた人に対しても、
「避難所はペット禁止」「仮設はペット禁止」でせっかく助けた動物を捨てさせようとする。

確かに多くの人が集まる避難所には動物嫌いやアレルギーの人もいるだろうから、
一般的な避難所や仮設では難しいと思うけど、
せめて各県に数カ所でもペットを飼う人専用の避難所」や「仮設」があってもいいんじゃない?

そういうものがあれば、
そこにはペット嫌いの人は絶対入居しないし、
お互いペットを飼っているのでなにかあっても「お互い様」となるでしょうに・・・

そして、「せめて餌だけでも・・」と自分の危険を顧みず、
餌やりに現地に入っているボランティアを、
政府が逮捕拘束していることは、
日本国政府は「動物の命なんて守る必要はない」と言っているようなもの。

確かに放射能で汚染された地域で半年以上暮らしている動物をむやみに持ち帰ったりするのは、
放射能汚染とか言う問題からもどうかとは思うけど、
せめて餌だけでも・・・と自己責任において餌やりをしている人たちを逮捕拘束するのは、
国家による個人の自由の妨害と動物の生きる権利の妨害だと思う。

まぁ、被災した人間に対してもまともに支援できないような国だもん、
動物に対しては言わずもがな・・・かな。

でも、今後、他の地域でも同じ事が起こった場合、
同じように見捨てることが出来るでしょうか・・・

というより、もし、また起こった場合は福島の二の舞にならないように、
色々な対策を立てて、
人も動物も生き残ったものはちゃんと安心して避難できるように、
対策を立てて欲しいです。