おはようございます!はねゆきこです。
今日は,
今までの私の仕事特に『療育』を振り返ってお話したいと思います。
この二年間、療育の世界で働いてきました。
その前は保育と一時預かりで子どもと向き合い
子育て広場で親子を見てきました。
療育の世界に入って一番驚いたのは、
「沢山ほめる」先生の姿でした。
今までの保育では「褒めすぎない」を学びました。
行動→褒めるという行為が、
物事の良し悪しを判断する基準に固定されたり、もっと褒められることをせねばになったり・・・
褒めすぎることの弊害があるから。
場所が変わると、やり方が変わる。
私はそこで戸惑いました。とても抵抗感がありました。
でもそこには理由があります。
療育での「ほめる」必要性はこうです。
人より、物への関心が強い子どもたちに「人とのかかわりは楽しい」ということを伝えるため。
褒められて、嫌な子はいません。
褒めて伸ばす教育法だってあるほど。
わざとらしく、は子どもたちには悟られてしまいます。
保育も療育も本当に一場面一場面、真剣勝負。
話がそれました。
「ほめる」という行為が、人への認識・興味に繋がり、
やがて信頼関係に繋がり
先生の指導に耳を傾けるようになる、という順で彼らの療育は進んでいきます。
もちろん褒めるだけではありません。
「人とのつながることは楽しいものだ」を伝えるため、
楽しいことを沢山します。
楽しいは人によって違います。
それを探し、共に楽しみ、信頼関係を築いていくのです。
発語に課題があったり、場面になじめない、音や環境の変化に敏感な子どもたちの
「好き」や「楽しい」を見つけて、その世界にいれてもらうことから始まる療育。
人間関係って本当はこうして丁寧にはぐくんでいくものなんだ、ということを再確認しました。
療育は「丁寧な子育て」なのでした。
相手を尊重する、信頼する
それは何処へ行ってもとても必要なことなんだ、と改めて思い出しています。
沢山の学びをくれた世界に感謝、そしてこの経験を生かしていけるよう頑張ります✨
庭に咲いたスズラン。かわいい😍