先日友人とおしゃべりをしていた時のこと。

 

私の中には、恐ろしい敵がいて、

何かするたびにその声が私を否定・罵倒してくる。

その正体が分かった!という話をしていた。

 

それはどうやら母の声、

「インナーマザー」というらしい。

これが常に私の行動を監視し、

責めてくるんだよね・・・。

と自分のモヤモヤの原因を話していた。

 

すると、友人から思わぬ一言が。

「いままでも、ちびゆきさんと話していると、

別の誰かも一緒に会話しているようだった。

という。

なんと、彼女は、母の声の存在に気づいていた!?

 

友人との会話の中で、

私が一人悶絶していたり、

謝るような素振りがあったという。

彼女は責めてないのに。

 

結局のところ、

私は大好きな友人との会話の中ですら、

頭の中の声(母の声)にびくついて、

集中していなかったことになる

ううむ、残念・・・申し訳ないショボーン

 

友人は「イヤイヤ責めてないよ(笑)」

と言ってくれたけど滝汗

 

 

この母の声=インナーマザー

もとは母だった。

が、どんどん誇張され、

ネガティブな一切を引き受け、

膨れ上がった虚像。

 
 

それが虚像だと疑い始めたのは、

出てくる度に一つ一つ検証すると、

これ、誰に言われた?と、

母でないモノが出てきたからだ。

 

そして、インナーマザーという概念を知り、納得。

この声、私が作り上げている?!!

こんな厳しい怖い強烈な「インナーマザー」を

私自身が作り上げて、

自分を攻撃していたという事実に直面する。

ガーン!

 

そこからが戦いだ。

その声を自分の中から排除するのは難しい。

この声に長年支配されてきて、

気づいていてもなお、

その存在を捨てなられない。

 

本当の所は怖いのだ。

私自身が、敷かれたレールにのって、

大きな失敗もせず、

守られてきた

 

自分で決めて、こけて、

自分で起き上がった経験が少ないAC(アダルトチルドレン)だから。

 

生きる指針がなくなる、自分の存在が揺らぐ怖さ。

そんなもの取っ払って、自分の生きたいように生きる。

それが許されると知った今でさえ、

その支えを失うようで怖い。

 

 

でもやらねば、

そう思わせたのは、

やはり「子ども」の存在であった。

 

続く