…長くなるよ!
覚悟はしていましたが…
現実はこんなもんだよね
ものすごく寒くて曇天で…これはこれで雰囲気あったけれど
なんかねぇ、いろいろ連想したよ
めちゃくちゃ風が強くて、砂が服にあたって音を立てるとか、顔が痛いくらいだとか。
風紋っていうんですかね
フジマキさんのインスタに出てきそうだなとか(笑
砂と雪って似てるよね
さらさらと重い。
わりといきなり海がひらけていて
向こう側はこんななんです
ゆえに
滑り落ちる時は逆向きなのも
観るたび半泣きだったなこのシーンとか
切なくも美しいあっちゃん3連発
初詣だと大行列の御神籤どころ
実際
コーヒーと一緒に
ほんのり桜色
でも、今日書き切ってしまわないとダメなの。
一昨日「砂丘の話」という記事を書いた。
その夜、明日行こう!いや行きたい!仕事帰りだろうとなんだろうと行く!とまで思いつめはしたものの、直近の駐車場の営業時刻が17時半(3月末まで?だったかな)までという現実の前に沈黙するより他なく…。
朝イチで!と昨夜呑んでいるときには殊勝にも思っていたのだけれど当初の予定から出遅れること1時間半近く、まぁ実際のところ無理して早出するよりはこれが正解だったかな、という土曜日に。
朝、支度をしていたら
科学と祈りのはざま
ってことばがぽんと出たんですね。
「フローズン・ビーチ」の話をここでしていなかったのだということに、我ながら驚く。
平沢進に於ける初期ソロ作品「時空の水」所収の「フローズン・ビーチ」は、ワタシにとって最強の偏愛ソングで、ワタシはこれを完全なラブソングだと解釈しているのだけれど、その歌詞の一節として歌われるのが、この
科学と祈りのはざま
というフレーズなんです。
師匠の…ヒラサワの声が良すぎることとこのフレーズに至るまでのことばのチョイスが完璧すぎることと、楽曲のテイストがワタシの嗜好ど真ん中ってのもあって、年を経るに連れ(30年近く昔の楽曲だよ)ますます偏愛度深まるばかりなんです。
全ては、「科学と祈りのはざま」なのだと。
スポーツって、ものすごく科学的に研究され検証され検討されるようになって、羽生くんの緻密なメモ書きで埋め尽くされた練習ノートなんかはまさにその「科学的手法」の一端を垣間見る思いなんだけど、科学だけじゃ無いことを彼自身がいちばん知っているでしょう、経験的に。
科学の方で寄与できないのなら、せめて祈りに想いを注ぎたいと思う気持ちが、今日のドライブという名の巡礼に、ワタシを連れ出したのです。
BUCK-TICKからの宿題に30年近く越しでカタをつけることと、羽生くんの今日を信じて祈るためのお手伝いをしてもらいにいくこと。
「好き」にどこまでも連れ回される人生であることよ。本望ですがね!
アルバム「狂った太陽」を爆音で再生しながら一路中田島砂丘へ。
…いやはや、ほんとにこんなにあっさり到着できるようなところだったというのに、ここに来るまでいったいどれほどの時間を費やしたのかしら。
目的地が近づくにつれ、なんかもう涙出そうになってきちゃったんだよ(苦笑)。
安定の方向音痴ゆえまんまと見落としたのですがここよりももっと砂丘のすぐ近くにもうひとつ駐車場ありますよ〜
当たり前ですが「Dunes」とな
「時空の水」にはずばり「Dune」という曲もあるのですが「フローズン・ビーチ」が好き過ぎて他を殆ど聴いていないに等しいという…師匠許して。
5人もかつてこれを見たかしら
こうではないことくらいもちろん承知も覚悟もしていたけれど
どーん。
砂丘にはトラックもいます
大学生くらいの若者たちが砂地でダッシュを繰り返していたよ。部活かな。
ミュージックビデオ画面撮り
けっこうひっきりなしに人が往来する。
「地球に落ちてきた男」の母星の風景とか。
またしてもBowieなんだけど「Quicksand」が鳴っちゃうよねとかさ。
よかったちゃんと撮れていて
さらさらと重い。
登っていくとその先に
この向きで引いているのが
あれこれ事情あってのことだったのだろうなぁなんて
なんかね〜、もっと「寄り」で撮っていた印象だったんだけど画面撮りしてみたらそうでもないのね。高校生のころの自分がどれだけテレビに寄って観てたんだ、っていうね(笑
砂丘から肉塊へ。
歩くためのエネルギーを補給して、いざ。
歩くにつれ
空は晴れ渡り汗ばむほどの陽気に
いつもは閉まってるの。御神籤はお札やらお守りやら売っている場所のとなりでひくのです
ツイートもしましたがこっちにも貼る
つくよみ@tsukuyomi7331もう一度ひこうかとも思ったけれど、2019年世界選手権、ショートもフリーも一度きり…だから、これで。「たった一度」のために、どれほどの時間を費やし、どれだけの汗と涙と血を流したことだろう毎度のことながら託宣がハマり過ぎて震えま… https://t.co/xCn9yuVPau
2019年03月23日 15:42
話は少々前後する。
こんな日にどうしてかしらと思うほど、駐車場には車が多かったんです。
初詣も合格祈願もとっくに終わっている時期だぞ…?
「ずいぶんにぎわってますね」と駐車場のおじさんに声をかけたら
「そりゃ今日から桜だんごですから。期間限定。まだ今ならあるみたいですよ」と言われたんですね。
参道を歩く人(御参り前)たちがぶら下げている厄除けだんごのお土産ぶくろの中が、そういえばなんとなくピンクがかっている。普段だとお参りに向かう人たちは殆ど手ぶらなんだけどなるほど「期間限定」か。売り切れる前に…ってことかしらね。
だんごはお参り済ませてから。その辺はね(笑
限定ですよ限定
お土産用は確保できたけど、イートイン分は午前中に売り切れだったそうで…
何度となく訪れているこのお寺の参道にある茶屋のひとつが
「ことぶき茶屋」という名だったことを本日初めて知って思わず下向いて笑いを噛み殺しつつ歩く帰路でございましたよ(笑)
ほんのり桜色
1日で何かさ食べる気だ…。
つくよみ@tsukuyomi7331羽生くんのこれまでがすべて報われて、咲き零れるが如く美しき花になる。そんな1日に。花は生命の力の発露。儚くも強く美しく。 https://t.co/FUt0tMKDjI
2019年03月23日 13:50
泣きそうになったり歩いたり食べたり祈ったり笑ったりの日中を経て、いよいよです。
今日はテレビ消さないよ。
「途中」はまだまだいくつもあって、ひとつひとつ終わらせていくしかないことを改めて確かめて、何十年越しの「途中」であり「宿題」をやっとやっとクリアした。
砂丘にもまた行くだろうし、法多山にも訪れるだろうけれど、今日のこの気持ちで訪れることができるのは今日だけ。
いつかできるとか、いつでもできるとかそういうことじゃないってことを、ちゃんと実感しながら生きるってことにもっと自覚的でありたいな。
教えてもらったことを教えてもらいっぱなしにするんじゃなくて、自分の身にきちんと落とし込むことが「いま」を生きることで、そういう在り方が、生きられることに感謝するってことなのかな…なんて取り留めなく想い広がる今日なのでした。