「暑いから朝のうちに、さっさと釣りをして昼くらいには帰ろう。」との回答でした。
そうすると、自動的にショア鯛ラバに決まってしまいます。と言う事で、本日は、またまたショア鯛ラバに行って参りました。
(前のブログで「休みの後半は釣りに行かない」と言いましたが、明日から後半ですから)
今日は、ちょっぴり遠征です。いつものポイントに比べて、20kmくらい遠い場所です。
現着は、AM5:45頃。前日の雨は夜明けまでには上がり、との予想が、チョボチョボと降っています。
カッパを着ていれば、何という事はない雨でしたが、"着るのが面倒だ。。。"と思えば、中々、車外には出られないものです。。。
しかし、今はベストタイム！と雨が止んだ隙に外に出ては車内に戻る、を3度くらい繰り返したでしょうか。
やっと止んで、車外に出っぱなしになれたのは、6:45頃。この日は、大潮初日で、7:30頃が満潮でしたから、潮止まりまで、あと少ししかありません！
それから30分を経過しようとした頃、本日の第1号の登場です！
30cmにも満たないサイズですが、友人が網を構えてくれていたので、そのままネットイン。
最近のショア/オフショア共に、貧釣、小型、であった事から、期待半分でした。
しかし、まずはボウズ逃れで、良かった、良かった。
そして、直後に友人の方も同サイズをキャッチしました。これまた、良かった、良かった。
これで何の気兼ねもありません。
やがて、満潮を迎え、引き潮に転じます。
しばらく潮がおっとりします。
満潮から1時間を経過した頃、巻き上げてフォールさせ、着底をした瞬間に当たりがありました。
すぐさま合わせると、来ました！
でも、このパターンは、マゴチか、エソのような感じです。んー、やっぱり。
空に青空が見え始めると、風が強くなって来ました。それも向かい風です。
ここは、本州と島の間の水道、という事で、「対岸の島に行けば、追い風じゃねぇ？」と移動します。
向かいの港に行くと、"釣り禁止"の看板が。。。
「釣り人のマナーが」というのでしょうが、漁師さんも、もっとマナー向上をして欲しいところですが。
「じゃあ、あそこに行きますか。」と、以前、春アオリを狙いに通った場所に向かいます。
おっ、珍しく誰もいません。
しかし、時すでに、10:00。確かに追い風ですが、引潮で鯛が釣れる実績は非常に少ないのです。
「でもまあ、せっかくなので」とキャストを始めます。数投したところで、何か来ました！
「鯛では無いな」と思いながらも、何が来たのか楽しみです。
すると、「あっ、外れたー。」姿も見ずにバラすのは非常に残念です。でも、可能性が見えて来ました。
開始から1時間を経過した頃、少し歩いて潮目に届く釣り座に変えてみます。
すると、いきなり結果が出ます。
40cmに少し足りないですが、鯛です。
これなら、嬉しい。友人もヤル気が出ます。
その15分後、追い風フルキャストからのフォール中にゴツゴツと当たりが出ました！
合わせを入れてやると、ギュイーンと重みが伝わります！「こりゃ、デカいぞ」
弓なりの竿を見て、友人がやって来ます。
時折、大きく抵抗し、キツめのドラグが出ます。
待ち構える友人は、手持ち無沙汰なのか、「おーっ、さっき釣れたよ。・・・」と話をして来ます。
「おいおい、もうちょっと待ってくれ。今、お前が集中するのは、この魚をすくうこと！」と、私は、それどころではありません。
最後に、また足元で底に向かって突っ込み、回りながら浮いて来ました。このファイト、やっぱり、鯛です。
ちょっとアングルが悪いので、撮り直し。
見事、60cmの鯛です。
さっきの鯛は、"たまたま釣れた"わけではなかったようです。
友人は？と言えば、さっき釣れたの話をせずに、自分の釣り座に戻っています。
お気持ち察します。
ところが、これで終わらないのが、本日の持っている男。直後の一投で、またまた釣ってしまいます。
色白のベッピンさんです。手尺で40cmありました。
これで、もう満足です。あとは、友人に釣ってもらいたい、ところですが、残念ながら、バラしてしまったようです。ウロコが一枚針に掛かっていたようで。。。
と言いながらも、ボケーっとできないので、ヤル気無しにキャストします。と、あらーっ、可愛いヤツが。
小ちゃ！15cmあるか、どうか。。。
「君は大物になれる！」とお帰りいただきます。
すると、12時の音楽が流れます。
友人も観念したようです。ストップフィッシング。
結局、ショアからの鯛ラバで、鯛が 6匹とマゴチが 1匹、友人は、鯛 2匹という、船釣り並みの釣果でした。
先日の釣行結果からすれば、期待半分だっただけに非常に嬉しい結果です。
海の乙姫様、本日もありがとうございました。
何よりも収穫は、"引潮で釣れるポイントが見つかった"ということですが、いつも異なるのが、鯛釣りの難しさ。
次回も期待半分に抑えて行けるかな。