世の中、卒園式シーズンですね。


今朝もご近所のお子さんが卒園式に向かう姿を

部屋の窓から眺めていました。

 


ちゃーこがお空に旅立ってからは

私は幼稚園に関するもの

全て地雷でした真顔

 

ちゃーこが乗っていた

幼稚園バスとすれ違ったあとに、

自分の車を縁石に擦ってしまったことも

ありました汗



ちゃーこは幼稚園が大好きでした。

だから…

「幼稚園」に関係するものは、

私の中で心をザワつかせてしまいます。

 


 *─────────────*



ちゃーこが病気になったのは、

年中さんの10月です。

お空に旅立ったのは、年長さんになった7月。




手術後からは

言葉も前みたいにスラスラとでなくなり

会話もままならなくなりました。

 

手術で髪の毛はなくなりました。

身体も麻痺して歩けず車椅子になりました。


利き手は麻痺で動かなくなり、

大好きなお絵描きも、折り紙もできなくなりました。

ステロイドで顔は真ん丸に...

身体もどんどん太りました。

制服はパンパンで着れなくなりました…


つまり、まるで別人になってしまったのです。

 


病気が病気だったので…

私は…クラスの子や親御さんへどのように説明したらいいのか?

とても悩みました。

幼稚園へ連れて行っても、

周りからの言葉や視線がとても怖くて

不安でたまらなかったです。

 

しかし、先生が上手に対応してくれて、

幼稚園へは、行けそうなときに

私が付き添いで登園させてもらいました。


子どもたちも親御さんも、嫌なこともなく受け入れてくれました。

 

病状が進行して

幼稚園に登園できなくなってからは、

バスが我が家に立ち寄ってくれて…

先生がちゃーこに「タッチパー」をしに来てくれました。

 

 最後の入院となった前日まで

ちゃーこは幼稚園の先生とタッチバイバイをしました。


*─────────────*

 

ちゃーこがお空に旅立ったあと…

子どもたちに「死」をどのように伝えるか。

園長先生から連絡がありました。        

 

「子どもたちには、ちゃーこちゃんはお空にある幼稚園に転園した。」

「ユニコーン🦄バスにのっておひさま幼稚園のバラ組に通うことになりました。」


と伝えてもいいでしょうか??

とね。

 

 

正直…ちゃーこはいなくなってしまったけど。

今のままの幼稚園の今のクラスに

卒園式まで在籍させてほしかったなぁ。


「ずっと一緒のクラスにいるよ。」


って子どもたちにも思っていてほしかった。

なんて気持ちもありましたショボーン

 


だから、私としてはとても複雑だった。

 


でも…

クラスのお子さんの精神的なことを思えば。

 

「死んでしまったのに一緒にいるの?」

「目に見えないのにいるの?」

 

ってね、

怖がってしまうんじゃないか?

とも思ったから。


幼稚園側の判断は

それで良かったんだろうと

自分に言い聞かせました。

 



そして…迎えた卒園式の日。





お空の幼稚園に転園しちゃったんだからショボーン

ってものすごく苦しかったけど…

 

園長先生が

名前を読み上げて、先生が代わりに証書を受け取ってくれたそうです!!


そして卒園式のあと証書とお花を我が家に届けてくれました。

卒園アルバムにもちゃんと名前と写真を載せてくれていました花束 


本当に 心から感謝しています!!

(でもね。。。せっかく頂いたアルバムなんだけど、ちゃんと見れていません…

幼稚園の時の写真は、未だにほとんど見ることが出来ない。)

 

 

天使ママとしては

モヤモヤ苦しかったこともあるのですが。

 

クラスメイトへの配慮も、

最後に一緒に卒業させてくれたことも

お空ポスト📮のことも。


本当にたくさんの配慮をしていただけて。

心からありがとうございます!

とお伝えしたいです。

 


卒園式シーズンになると、

いつもこのことを思い出して

苦しくなる私です悲しい

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 小児がんへ
にほんブログ村