先日、患者さんの娘さんから
嬉しい言葉をうけとりました。
 
泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ
 
 
娘さんはお母さんと二人暮らし。
ずっと一人でお母さんの介護をされていました。
 
私は3年間ほど担当をさせてもらっていましたが
先日、本当に突然、お母さんは逝去されました。
 
あまりに突然のことで
私も本当にショックで...。
 
 
亡くなられたあと、
お母さんにお線香をあげに伺いました。
 
 
その時に娘さんから…
「1人での介護で、母の体調管理がとても不安でした。
でも24時間、365日
訪問看護の皆さんと繋がっているという安心感。
毎週、訪問して私の話を聞いてもらえること。
こうして亡くなった後にも
来てもらえるということ。
私は1人じゃない。
って思えました。」
 
 
と、ありがたいお言葉をいただきました...えーん
 
在宅での日々で、
娘さんが「1人じゃない」と思えていたことは
何よりも嬉しいことです!
 
 
私も、ちゃーこを在宅でみていた
経験があります。
 
在宅での介護、看護って、
とても不安で孤独で...
ものすごい責任感で潰れそうで...
本当に綱渡りのような日々でした。
 
毎週、必ず来てくれた看護師さん
リハビリの先生。
往診クリニックの先生や看護師さんの存在は
とても大きなものでした。
 
しかし、
大切な家族が亡くなったあとは
訪問看護も訪問診療の先生もパタリと
来なくなってしまいます...
 
 
あぁ、本当に終わったんだ。
 
 
私の心の拠り所でもあり戦友でもあり
生活の一部になっていた
医療スタッフの存在も
ちゃーこと共に私の側から消えてしまいました。
 
 
 
でも
本当にありがたいことに
訪問看護師さんやリハビリの先生は
時々、連絡をくださっては
会いに来てくれました。
 
 
私達、遺族にとっては
「私達のことを想ってくれている存在がいる」
ということが
何よりも嬉しいことですふんわり風船ハート
 
 
大切な人を亡くした後にも...繋がってられる。
私は
そんな存在でいたいし、そんな場所を作りたいって思います。
 
 
おすましペガサス1人じゃないおすましペガサス
 
誰もがそう感じられる世の中になりますように…
 
 
 
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