ちゃーこが病気になり
初めて誰かに支えられて生きることの意味
を知りました。
 
「支えられて生きる」と言うのは
語弊があるかもしれない。
 
「支えあって生きる」という言葉が合うのかな。
私達は1人では生きられないのではないか
お互いに支えあうからこそ
一人一人のもつパワーが最大限に発揮できるのかもしれない。
そう思いました。
 
 
闘病中、私達はたくさんの方と出会い
たくさんの方の優しさに支えられて
愛のあふれる時間を過ごしてきました。
残された大切な時間を
精一杯に家族で生き抜いた思い出は
何よりも
残された家族が第二の人生を生きていく力になると思います。
 
 
医療センターの皆さん、在宅チームの医療スタッフ
見知らぬ土地で陽子線治療を受けに行った時、
私達を温かく迎えてくれた陽子線チームのみなさん。
同じ医療者として、心から尊敬できる方ばかりでした。
 
私とちゃーこが陽子線治療中にお世話になったキッズハウスは
第二の我が家でした。
病院から近くのアパートに安価に滞在できたし、
週末は家族で気兼ねなく
楽しく過ごすことができました。
 

 

 

 
 
ファシリティドッグのアニー
 
一緒に手術も点滴やMRI検査を頑張ったね。

 

シャイン・オン!キッズ

 

 

 

 

 

チェアスキーに連れていってもらったり、
お空に旅立つ1週間前…ギリギリタイミングで
ホームパーティをしてもらい沖縄気分を満喫させてもらいました!
スタッフさんが徹夜で練習した三線に合わせて歌を歌って、部屋でスイカ割りしたり流しそうめんをしたり。
浴衣を着て楽しみました。
 
 

 

 

 
 
 
 
 
初めての飛行機!
パンダとイルカに会いに南紀白浜へ。
 
脳室、髄液播種が見つかり諦めかけていたタイミングでの旅行。
帰ってきて翌週にはケイレン…
脊髄への播種から自力で排尿ができなくなり…
その1ヶ月後にはお空に旅立ちました。
 

 

「スマイルスマイルプロジェクト」

 

 
 
 
こちらは世界的に有名な団体さんですね!!
ちゃーこの夢を叶えてもらいアリエルに会いにいきました♡
 
 
 

 

 
こんな団体さんがあることを病院のスタッフの方に紹介していただくまで知りませんでしたし...
寄付金で運営されているとは
さらに知りませんでした。
 
「楽しい思い出はいくつだってあっていい!!
何回だって、夢を叶えてもらっていいんだよ!」
 
そう背中を押してもらって本当によかったです。
 
 
私の知らないところで、たくさんの優しさが
溢れていました。
 
その想いが繋がり
ちゃーこの夢や大好き!な気持ちを
たくさん叶えてあげることができました。
 
ちゃーこのことがきっかけで
ブログをはじめましたが、
ここで出会った闘病日記や天使ママさんのブログを拝見し、
ご自分の経験から何かしらの行動を起こして、
優しさをひろめているママさんたち...
そんなみなさんの勇気を改めて尊敬し刺激をもらいました。
 
 
経験しなければわからないことが
世の中にはたくさんあります。
 
目を背けたくなる現実ですが...
そんな中でも
たくさんの優しさにふれて、支えられて生きているということに気づき、
心から感謝することができたことは
ある意味、ありがたいことなのかなと
恐縮ながら思いました。
 
 
 
「幸せと不幸は紙一重なのかもね。」
 
「苦しい時もあれば、
いつか、また幸せに気付ける時が来ると気づいたの。」
 
 
共にグリーフケアを学ぶ仲間の言葉です。
 
彼女も大切な人を亡くし、
災害など
たくさんの喪失を経験されています。
 
そんな彼女から発せられた言葉
私の心に響きました。
 
 
 
毎日、苦しくてたまらない時間が
必ず襲ってくるけど必ず時は過ぎていく。
 
だけど、
なんとか踏ん張っていられるのは
必ず支えてくれる誰かと出会えているから。
1人じゃない。
そう思えているから。
 
 
今日、自分に出来ることを探して
また、いつか、大切な人に逢える日が来るまで
やり過ごすのみ。
 
 
今、私がやりたいと思うこと。
それは、たくさんのありがとうを伝えたい。
そして
必要な方に、誰かの優しさが届くよう、心から祈ります。