最近、ブラックネタばかりで申し訳ありませんショボーン

 

 

 

今日は久しぶりに前向きな気持ちになれた出会いがありました義理チョコ

 

 

 

 

 

 

90歳の患者さん。

まぁ、すごい難聴でして汗

サランラップの芯を使って耳元で話す方がいいよね。」

なんて、うちのスタッフが冗談を言ってました。。。

 

私が話すことが、なかなか通じなくて大変なのですが。

 

痛むところをしばらくさすりながら

患者さんの戦争体験を聞いていました。

 

 

家族で満州にいたこと、

兄弟が戦死してしまったこと。

戦争で息子を亡くしたお母様が悲しんで悲しんで辛そうだったこと。

 

 

 

 

そうこうしてたら。

私の手を握って

 

「あなたの手、温かいねぇ。」

「でも苦労している手だね。」

 

って

 

「ガサガサの手荒れの手ってことですかーーー 笑」

って聞き返したけどチュー

難聴だから、全く通じず。。。。笑

 

 

 

 

ふと、壁に目を移したら表彰状がありました。

 

 

 

 

 

 

 

ん??介護??

 

って思って聞いてみたら。

 

 

 

「息子がね、小さい時に髄膜炎になって生死を彷徨ったの。」

「幸い、命は助かったけど障害児になってしまった。」

 

「最期は結核で亡くなったの。」

 

「でも、50歳まで生きてくれて、母親らしいことをさせてもらえて感謝している。」

 

 

「主人も亡くなってしまったから、

働いてお金を稼がなくてはならなかった。」

「治療費にお金がかかったから、高い給料の仕事を選んだわ。」

 

「人がやりたがらない仕事ね。」

「結核病院、精神科病院、ライ病の病院。」

「看護師になりたかったけど、試験って言うと、息子が具合悪くなってねぇ

諦めて看護助手として働いたの。」

 

 

「どんな苦労も悲しみもね、全ては自分の学びのためにあると思ってる。」

 

「表彰状はね、人に見せるために飾ったんじゃないのよ。

自分を奮い立たせるために飾ってるの。」

 

 

「これからは自分のために楽しく生きたいのよ。

100歳まで生きたいの。」

 

 

もう。。。

私、ズッキューンと胸を打たれました。

 

 

「自分を奮い立たせるために」

「全ては自分の学びのために。」

「自分のために生きる。」

 

 

なんてすごい人なんだろう。

どこまで前向きな、強い人なんだろう。

 

 

私も見習いたいな!!

そう心から思いましたおねがい

 

 

 

つい昨日、自分の母親と大ケンカしました。

 

 

「やっぱり、私の気持ちなんか分かってもらえない。」

 

子どもの頃からの思いも重なり、

怒りが大爆発しました。

 

 

冷静になれば

娘を亡くした私の悲しみは、

母には分かるはずがない。

 

だって、母には私がいるからね...

 

 

でも、母は何歳になっても

「私の母親」には変わりない。

 

「孫を亡くす悲しみ+娘を亡くした娘を思う悲しみ」

 

を、きっと母は抱いてるのだろうな...。

母は母なりに、きっと胸を痛めてるだろう。

 

 

今日の患者さんとの会話を通じて、

「母親としての思い」というものを

少しばかり客観的に考えることができました。

 

 

 

「どんな悲しみであっても、全ては自分の学びに繋がる。」

 

 

そんな生き方をしていきたいなえーん