昨年の10月。

闘病記録のつづきです鉛筆

 

 

CTを終えて、診察室に入ったら、脳外科の先生が座って、小児科の先生2人が部屋の片隅に立っていた。

 

 

 

Dr「ご兄弟はいますか?」

 

 

私「小学2年生のお兄ちゃんがいます。」

 

Dr「そうですか。」

 

 

なぜ、先生はこんなこと聞くの??

と、思いましたドクロ

しかし…直感的に、あぁ良くないんだな…って。

 

 

 

今でも、あの時のこと、鮮明に覚えていますショボーン

たまに頭に浮かんできます。

この時のこと、きっと一生忘れられないと思います。

 

 

 

Dr「先ほどのCTですが…」

    「左右対称に写るはずの脳室がこちら側が少し大きい。」

    「水頭症です。これが原因の頭痛と嘔吐でしょう。」

    「なぜ脳室が大きいのか、こう動かしていくと。。。」

    「ここに水のたまり?何かの塊がある。」

    「おそらく脳腫瘍だとおもいます。」

 

 

画像をスクロールしていくと、はっきりと写っていた。

私にも水頭症と腫瘍があるのが、すぐにわかった汗

 

胸が重く苦しくて、握りつぶされて、ものすごい痛かった。

心臓がどきどきして血の気が引いていった汗

 

 

だけど、対照的にすごく冷静な自分がいて、いろいろなことが頭に浮かんできた。

 

 

「やっと理由がわかった。」

「これから、手術?良性の腫瘍?悪性なら抗がん剤??」

「入院中は私は付き添えるのか?」

「お兄ちゃんは理解して耐えられるだろうか?」

 

 

 

先生は私の様子をみながら、

すごく気を使って話してくれているのが痛いくらい伝わってくる。

 

 

私「この場所に腫瘍があると、今後、どんな症状がでますか?」

 

 

 Dr「運動神経を圧迫しているから、右半身の動きがにぶくなる。」

「右利きの方の場合、左脳で考えて会話をするから、言葉が話しにくくなる。今も少し左脳が圧迫されてますね。」

「大きさですから考えて、最近できたものではないと思います」

    「脳腫瘍にはたくさんの種類があり、

生検手術をしないと、どのタイプの腫瘍なのかわかりません」

「腫瘍を特定する検査のための手術は、

こちらの病院でもできますが、治療はこども医療センターじゃないとできません。」

 

 「今日は休日だから、こども医療センターの脳外科の先生と話せないし、ベッドが空いてるかも分からない。」

 

「このまま、こちらの病院に入院するか、

今日は帰宅して明日、紹介状を持参して、

こども医療センターにご自身で向かうか。

どうしますか?」

 

 

 

確か、そんなようなこと言われた気がする叫び

 

 

 

お兄ちゃんはことを考えると、少しでも自宅から近い病院にしたかった。

 

できたら帰宅したい...けど、画像をみた限り、怖くて自宅には連れ帰れないハートブレイク

 

入院なら、ちゃーこを1人にはさせたくない。

付き添い入院をしたかった。

 

 

ちゃーこをみたら、思いの外、落ちた表情で私達の話を聞いていた。

どこまで理解しているんだろう?

脳腫瘍だなんて、入院だなんて...怖いだろうにショボーン

 

 

私「お兄ちゃんのために、近い病院がいいです。できたら付き添いをしたい。」

 

Dr「◯◯大学病院に聞いてみましょうか?」

 

 

 

 

ということで、我が家から自転車でも行ける距離の大学病院に向かうことが決まった。

 

幸い、ちゃーこの嘔吐は治り、水頭症の症状も軽度とのこと。

夕方までに大学病院に向かえば良いと言われ、

一度、帰宅することにしたアセアセ 

 

頭の中、心配だらけでした...