こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームで仕事をする上で、

モチベーションはパフォーマンスアップに

欠かせない要素だと思います。

 

みんなでノリノリに仕事をするためにも、

モチベーションは低いより高いほうが

チーム全体にも良い影響がでますよね。

 

いま、僕がエア社員として関わっている

車のエアコンパーツを取り扱っている会社でも、

モチベーションアップによる波及効果が

現れ始めています。

 

この会社に僕が関わり始めてから、

まもなく半年くらいなのですが、

来た当初はお世辞にも全体の

モチベーションが高いとは

言えませんでした。

 

倉庫内作業を行うという業務スタイルも

あってのことでしょうが、

とにかくメンバーの仕事ぶりは

 

「作業をこなす」

 

に終始しているため、

自分の作業のみに注力するだけ。

 

前後に関わっている人の事を

考えるような気配は0でした。

 

そこで僕は、とあるベテラン事務方社員の人が

やってくれている地味な仕事に目をつけて、

その事に対して都度、感謝の気持ちを伝えたり、

実際に感じた便利な点や分かりやすくなった事などを

口頭で伝えるようにしました。

 

そうすることによって、

その事務方の社員の人は

自ら進んで作業環境改善の

アイデアを出してくれたり、

それを実行してくれるように

なりました。

 

また、それがきっかけとなり、

 

「こんな課題があるんだけど、Diceはどう感じている?」

 

と意見を求めてくるようにもなりました。

 

僕がやったことはとてもシンプルで、

その人のやってくれたことに対して

 

「ありがとうございます。すごく分かりやすくなりましたよ!」

 

と言っただけです。

 

つまり、これは承認をしているということです。

 

誰でも自分のやった仕事が

誰かの役に立って、

 

良かった

助かった

ありがたい

 

と声をかけてもらえれば

嬉しい気持ちになればこそすれ、

イヤな気持ちになる人はいないと思います。

 

よくある勘違いとして、

承認というのは

 

「うむ、よくやった。苦しゅうない」

 

と上から目線になるものだと

思っている人がいますけど、

そんな事はありません。

 

承認というのは相手のやっていることに

 

気づいて

声をかけて

ありがとうを伝える

 

ただそれだけです。

 

一言で言えば、

 

「リアクションする」

 

ということですね。

 

相手は別に見返りを

求めているわけではありません。

 

それでも気づいてくれて、

喜んでもらえたなら

また次も喜んでもらえるように

なにかやってみようと思うものです。

 

たったこれだけのことで、

メンバーのモチベーションは高まりますし、

チーム内のモチベーションも爆上がりです。

 

僕が様々な企業に関わる時、

なにか特別なプロジェクトを立ち上げたり、

難解な横文字用語を使いまくって経営者の

代弁者として現場であれこれ指示したり

訓示を述べたりは一切しません。

 

ただただ

 

・いろんな人に声をかけ

・いろんな話を聴き

・たまに冗談を飛ばしながら

・ありがとうと伝える

 

企業に滞在している数時間の間、

それだけを繰り返しやっています。

 

それは普段、

メンバー達が仕事に忙殺され、

忘れてしまっていることを

思い出してもらうためです。

 

自分たちが思い出して、

それが自然と出来るようになれば、

いつも高いモチベーションを保ちながら、

気分良く仕事ができます。

 

互いに認め合う「承認」

 

何も難しいことは

一切ないのです。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。