「問題」の捉え方を変えてみよう! こんにちは。 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。(プロフィールはコチラです) チームになることを目指していく上で 必ずぶち当たるのが「問題」です。 チームビルディングにおける問題とは、 「チームの達成したい目的」 です。 つまりそれは 「チームの理想の姿」 と言えます。 ですから問題をクリアするためには 自分達の理想の姿と現状の姿を まずは明確にすることが大切です。 そして現状と理想とにどのくらいの 差があるのか?ということを把握します。 そしてこの差を埋めていき、 自分達を理想の状態に持っていくんです。 このことを 「ポジティブアプローチ」 と言います。 反対に出来てない事だけに注目し、 それをなくすことを 「ギャップアプローチ」 と言います。 ギャップアプローチの場合だと パンクした自転車のタイヤを 応急処置するようなものです。 中のチューブを取り出し、 穴の空いた箇所にパンク修理用の テープを貼り付けてその場を凌ぎます。 パンクしないようにするためには チューブを交換するしかありません。 そのまま走り続けていると、 どこかでまたパンクすることに なってしまいます。 理想の姿は 「快適なサイクリング」 だと考えると、 ギャップアプローチでは 理想の姿には届かないことが 分かりますね。 ポジティブアプローチで 理想の姿に至るには、 自転車屋さんに行って パンクの原因を調べてもらい、 パンクしにくいタイヤに変えるとか、 車両自体をサイクリングに適した ものに買い替える必要があります。 つまり起きている問題を 【不具合が起きている状態】 と捉えるか 【理想に至っていない状態】 と捉えるかによって チームがチームになれるか否かの 分かれ道となるのです。 都度、グループ内で起こる不具合を クリアすることだけに力を入れていれば、 グループからチームへと変容する 機会を逃してしまいます。 不具合は言わばマイナスの状態です。 ギャップアプローチで不具合を解決すると、 マイナスがゼロ、つまり元の状態に戻ります。 これを繰り返していても、 プラスの状態には一向に向かいません。 ポジティブアプローチは理想と現実の差を 明確にして、理想を見据えてグループを チームの状態へと持っていくことです。 ですので「チームとなるために必要な行動」を 積み重ねていくことになります。 これならば 「ゼロからプラスに向かって進む」 ことになりますよね。 リーダーが問題を捉える時、 ギャップアプローチだけで捉えると、 チームはグループのままでいることに なります。 ですのでリーダーは常にメンバーが 「理想の姿」を追っていけるように、 つまりポジティブアプローチ出来るように 促していくことが大切なんです。 本日も読んで下さり、 ありがとうございました。