こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

今日はボクの考え方について

書いていきたいと思います。

 

原理原則でもないですし、

なにかアカデミックなエビデンスが

あるようなものでもありません。

 

僕自身がそう考えている、

ということを書いています。

 

僕の研修プログラムでは、

開場してからまず最初に

ネームタグに名前を書いて

もらいます。

 

それをお願いする時には

次のようにお伝えしています。

 

「今日1日、呼ばれたい名前を書いて下さい」

 

そしてこれにはたった1つですが、

ルールが存在します。

 

そのルールとは

 

「自分が呼ばれたい名前を『自分で』付ける」

 

ということです。

 

僕はここに強いこだわりを持っています。

 

名前はコミュニケーションにおいて

真っ先に発せられるものです。

 

ですので「呼ばれたい名前」にしないと、

振り向くことが出来ません。

 

そして呼ばれたい名前ということは、

呼ばれて嬉しくなる名前でもあります。

 

これは僕の考え方ですが、

このように「自ら付ける、呼ばれて嬉しくなる名前」

のことを【ニックネーム】と言います。

 

逆に本意不本意関係なく、

他人から勝手に付けられて

呼ばれる名前を【あだ名】と

言います。

 

ニックネームとあだ名の違いは

自分で付けるか人から付けられるか

というものなのですが、

あだ名の場合、自分が嫌だと思っても、

周囲がそう呼び始めることでそれが

定着してしまうことが良くあります。

 

そして嫌だと思っていても言い出せず、

もしくは嫌だと意思表示しても、

そのまま呼び続けられてしまうのです。

 

ですが自分で付けた呼ばれたい名前なら、

呼ばれて気分もいいですよね。

 

プログラムで一緒に過ごす他の参加者とも

いい気分で1日を過ごせれば、

それだけ学びに集中することも出来ます。

 

もう1つ、僕が参加者にニックネームを

付けることをお願いしている理由があります。

 

それはアイスブレイクになるからです。

 

本名に全くかからないニックネームや、

ちょっと不思議なニックネームだったりすると、

相手に対して興味がわきませんか?

 

「どうしてそのニックネームなの?」

 

というように。

 

ニックネームの由来を話してもらうことで、

そこからその人の背景を垣間見たり、

逆に訊かれたら返信することで

情報の流通が始まるのです。

 

これは研修だけに限ったことではなく、

会社でやるのも効果的です。

 

例えばヤッホーブルーイングは

全社員がニックネームを持っており、

名刺の名前もニックネームです。

本名も書かれていますが、

ニックネームが大きく書かれています。

 

ちなみに社長の

井手直行さんのニックネームは

 

「てんちょ」

 

です。

 

必ずやるべき!ということでは

ありません。

 

しかし、あだ名ではなく、

ニックネームを付けることで、

コミュニケーションの幅が広がるのだ、

ということは覚えておくといいと思います。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。