こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

大きな車屋さんの話題が

相も変わらずネットニュースを

賑わせています。

 

長年に渡って

 

「自社の文化・風土」

 

となっていたことは

そう簡単に変わりません。

 

例の親子は会社を去ったようですが、

今日まで連綿と続いてきたパワハラ体質は

現場で今日も元気に継続中の様子です。

 

それも当然のことと言えるでしょう。

 

パワハラがあたりまえの風土で

アレだけの規模になったのです。

 

社長が交代して、

 

「これからはコンプラに厳しくやっていく」

 

と高らかに宣言したとて、

末端の店長達にそれが

浸透するまでには

相当な時間が必要です。

 

いつもブログでお伝えしているように、

チームビルディングは時間がかかります。

 

チームビルディングというのは

これまでの関係性から脱し、

目標・目的を達成するために

チームになることをしていきます。

 

当然ながら対立も発生しますし、

目標・目的を達成するためには

厳しいこともフィードバックする

必要があります。

 

同様にこれまでの慣習に

慣れきった人たちは、

新しい慣習に対して抵抗をします。

 

なぜならこれまでの慣習が

 

「正しい」

 

と思っているからです。

 

口では「変わらなければならない」

と言っても、

本心では「変わらずともやっていける」

と思っています。

 

いままでそれが正しかったから。

 

大きな車屋さんの店長達は、

世間では「パワハラ」と言われることも

それが正しいと信じているので、

そう簡単には変われないのです。

 

変わるためには今の社長が

根気よく何年も「パワハラはダメだ」

と言い続けなければなりません。

 

それと併せて何がパワハラで、

どうしてパワハラがダメなのかを

教育し続ける必要もあります。

 

行動変容が起こるには

以下のステップを経るからです。

 

今の店長達は何がパワハラにあたるのか、

パワハラがなぜいけないのかを

 

「しらない」

 

のです。

 

知らないのですから、

教育を根気よく続けて

 

「しる」

 

ところまで進めなければなりません。

 

全てはそこから始まります。

 

「それ」しか知らないと、

他のものが入ってくる隙間が

なくなります。

 

とにかくまずはその隙間を

つくっていくところからでしょう。

 

それしか知らなければ

それが常に正義となります。

 

それは自社では正義ですが、

ただし歪んだ正義です。

 

これからの道のりは長く、

そして険しいでしょう。

 

新社長には頑張ってもらいたいです。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。