こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

でっかい中古車屋さんの話題が

尽きることがありませんね。

 

「教育教育」LINE

街路樹除草剤

ゴルフボール

 

まあ、出るわ出るわ。

 

元社長やら副社長やらが

やり玉に上がっていますし、

会社としての制度がどうだとか

という話も出ています。

 

ただ、会社の規模がデカいとか

小さいとか関係なく、

こういう会社がまだまだたくさんある、

ということのほうが問題です。

 

で、会社の上層部や制度が批判を

浴びているのですが、

ここに勤めている社員の方々も

現場で不正をしているわけですよ。

 

断罪しようとかそういうことではなく、

力、それも邪悪な力を行使して

「支配」をしようとすれば、

恐怖が横行して正常な判断ができなくなる。

 

そういうお話です。

 

解雇するぞ!

給料を減らすぞ!

降格するぞ!

僻地に飛ばすぞ!

 

といった脅し。

 

恫喝

暴言

人格否定

暴力

 

といった不良行為。

 

これらは全て相手に恐怖を与え、

支配するための行為です。

 

恐怖は人を狂わせます。

 

なぜなら大半の人は自分の身が

可愛いからです。

 

生活を維持しなければ。

家族を食べさせなければ。

ローンがあるから。

 

つまり生命の維持に必要なものを

断たれるかも知れないという恐怖が

現場の社員の道徳を狂わせて行くのです。

 

道徳が狂うとどうなるか?

 

「自分だけ割を食うのはイヤ」となり

 

それが「ちょっとくらいならいいや」となり

 

それが「みんなもやってることだし」となり

 

それが「こんなのこの業界、みんなやってる」となり

 

それが「このくらいのことが出来なきゃ1人前とは言えない」となり

 

それが「え?なにか悪い事してます?カネになるんだからいいでしょ?」

 

という風になっていきます。

 

恐怖は人から「人としての在り方」を奪い、

やがては人から思考をも奪い去ります。

 

こういったブラック企業の話を

報道で耳にするたびにイヤな

気持ちにさせられます。

 

従業員の方々は、

この恐怖の被害者です。

 

それは間違いありません。

 

恐怖に支配され、

本当は悪いことだと分かりながらも

悪に加担してしまうというのは

気持ちとしてもよく分かるような気がします。

 

しかし現場で実際に不正を

行っていたという事実もあります。

 

恐怖の枷があったにせよ、

不正行為をしたという汚点が

その人には残ってしまうのです。

 

会社が会社の為に働いてくれている人達に、

汚点を残すなんて・・・

 

はっきり言って「イカれている」

としか言えないでしょう。

 

恐怖で人を支配しようとすれば

こういう結末になる、という事の

見本ですね。

 

すみません。

今日は感情を優先して

書いてしまいました。

 

お伝えしたかったことは、

恐怖で人を支配しようとする

経営者は経営者などではなく、

そして恐怖は人から尊厳すらも

奪い去ってしまう、ということです。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。