夢中になっているかを可視化してみよう! こんにちは。 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。(プロフィールはコチラです) 新人だろうとベテランだろうと、 自分の持ち味を活かしているのを 実感することができれば、 夢中になることができます。 この何かに夢中になっている状態は 「フロー」と呼ばれていて、 時間や身体感覚も忘れるくらい 没頭している状態を指します。 アスリートの場合だと、 「ゾーン」と呼ばれていますね。 フローは心理学者のミハイ・チクセントミハイ博士 によって提唱された「フロー体験」が その基になっています。 フローになるためには チャレンジと技能のレベルが バランスよく釣り合っている事が 必要です。 でも、普段仕事をしていて、 フローになれるかと言えば、 なかなか難しい。 そもそも自分がいま、どんな状態にいるかを 客観的にみることが難しいです。 そんな時はコレ↓を使って、 自分の状態を見てみるのはどうでしょう? これはチクセントミハイ博士の著書、 『フロー体験 喜びの現象学』を参考に、 アレンジしてつくったチェックシートです。 使い方はカンタン! シートの縦軸がチャレンジレベル。 横軸は技能(スキル/能力)レベルです。 自分がいまやっていることの チャレンジレベルと技能レベルが 交差すると思われる場所に●を付けるだけ。 例えばチャレンジレベルが4、 技能レベルも4の場合(緑●の位置)、 チャレンジと技能のレベルが 噛み合っている、つまり自分が、 「夢中になっている状態」 ということです。 そんな時はしばらくフローを楽しみます。 じっくり堪能することを優先して、 すぐにレベルを上げないようにします。 逆に合致していない場合、 どちらかが噛み合っていません。 例えば赤●の位置のように、 チャレンジが高く技能が低いなら、 チャレンジの高さに自分の技能が 追いついていないということ。 フローするところか、 「本当にだいじょぶなのかな?」 という不安が強い状態です。 また青●の位置のように、 チャレンジが低く技能が高いなら、 技能の高さにチャレンジが ついてこれていないということですから、 ↑のような状態です。 フローゾーンの幅は人によって違います。 最初からスキルレベルが高いチャレンジャーの場合だと、 不安や退屈の割合が狭くなる傾向がありますし、 スキルレベルが低いチャレンジャーだと、 不安や退屈の割合が広くなる傾向があります。 つまり、それによってフローゾーンの広さが 左右されるということですね。 このシートは個人でも使えますが、 チームでも使うことができます。 皆でシートを見ながら、 チームの状態を可視化してみるのも 面白いと思いますよ。 本日も読んでくださり、 ありがとうございました。