部下が話す時に、一切の仕事の手を止めてみよう こんにちは。 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。(プロフィールはコチラです) 先日、進路のことで長女と話をしていた時、 不意に長女からこんな事を言われました。 「お父さんは私が何か話しかけると、 何かしていても必ず手を止めて、 向かい合って話を聴いてくれるよね」 言われてみれば、娘や息子に話しかけられた時、 僕が何かをやっていれば、必ず手を止めて聴きます。 単に、生返事やうろ覚えにならないよう、 ちゃんと聴いておこうと思っているだけですが、 どうやら長女にとってそれは非常にありがたい ことだそうです。 曰く、理解しようとしているのが分かるし、 実際にちゃんと理解してもらえて安心出来るから、 とのこと。 別に娘の言うことを全肯定したり、 何でもかんでもイイね!って言っている わけでもありません。 どちらかと言えば厳しいことを 言っている方が多いと思うのですが、 それも含めて自分の言い分を聴いて、 理解してから感想なり批判なりをしてくれるので、 全く問題ない、というか、それで気づくことも たくさんあるのだそうです。 青春真っ只中の彼女からそう言ってもらえるのは 父親冥利に尽きますね。 つまり、何が言いたいかと言うと、 これをチームでやると「対話」になります。 対話は相手を理解するために行うものです。 その人がなぜその考えに至ったのか? なぜそのような価値観を持つに至ったのか? など、相手を知るために相手の背景を 聴くことで、相手を「理解」することができます。 だからこそ、相手に向き合って、 じっくりと相手の話に耳を傾ける 対話が必要になるんです。 チームは人の集団です。 グループと大きく違うところは、 グループが同質だけが集まって 集団を形成するのに対し、 チームは共通の目標・目的の達成を目指し、 「異質」が集まって集団を形成します。 異質同士が力を出し合って、 シナジーを起こしながら目的達成を 目指していくのですから、 相手を理解していないと活動ができません。 だから対話は大事です。 もし、まとまった時間が取れないのであれば、 メンバーが自分に話しかけてきた時に、 一切の手を止めて向き合って話を聴いてみてください。 それを全てのメンバーに対して 常にやっていくうちに、 自然とみんなで対話ができそうな 雰囲気が醸成されていきます。 そうなった時には 全員で対話の時間を設けましょう。 本日は娘を溺愛する父親の惚気を読んでいただき ありがとうございました。