こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

今日はこれから総合格闘技道場へ

稽古をしに行きます。

 

このブログでちょいちょい書いていますが、

格闘技の練習とチームの発達段階には

共通する点があります。

 

格闘技は個人競技であるため、

チームビルディングとは無縁に

思われることの方が多いので、

意外に思われることも多いです。

 

ただ、自分が長く格闘技をやってきて、

それを振り返って考えてみると、

チームの発達段階と同じようなルートを

辿って来ていることが分かります。

 

今日は格闘技で強くなっていく過程と、

チームの発達段階を結びつけてみましょう。

 

格闘技は技の練習と実践練習とがあり、

それぞれ分けてやることの方が一般的です。

これは技を知らないところから

技を知る段階を経るために必要です。

 

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チームビルディングで言うと、

メンバー同士が集まったばかりで、

互いを知ることに相当します。

ここではコミュニケーションの量が

求められるので、「会話」を重視します。

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この段階をクリアすると、

技を「知っている」へと成長します。

 

次に知っている技をスパーリングで

「やってみる」ことをします。

 

すると思うように技は使えませんし、

逆に相手にしっちゃかめっちゃかにされます。

 

この段階では何ができるのか、

何ができないのか、

できるためには何が必要なのか、

といったことが「わかる」へと

成長します。

 

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チームビルディングに置き換えると、

互いが主張を始める状態です。

主張がぶつかり合うので、

対立や衝突が起こります。

これを繰り返していくと、

パフォーマンスが一時的に

落ち込んでいきます。

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ここで「わかる」と「やってみる」を

なんども往復します。

 

わかったことをやってみて、

そこでわかったことをまた

やってみる。

 

これをずっと繰り返します。

 

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チームビルディングに当てはめてみると、

ここではコミュニケーションの「質」が

上がって行かないと先に進まないので、

「対話」が重要になります。

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この過程を経ると、習った技が

スパーリングなどで「できる」へと

成長します。

今までかけられなかった技がかかり、

相手にかけられていた技から

エスケープできたりするので、

やっと自分が闘えていることを

実感できます。

 

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チームビルディングでみると、

「こういう時はこうする」

「こうなったらこうする」

というような、チーム独自のやり方や、

誰が何をするといった役割ができてきます。

よってチームとしての成功体験が積み上がります。

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スパーリングを数多くこなし、

技の入り方やかけ方を幾度となく

繰り返していくことで、

どんな体制からでも技に

行けるようになります。

 

この段階まで来ると、

技を囮にして別の技に入るような

テクニックも身に付いており、

「当たり前にしている」

状態となっています。

 

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チームビルディングで言うところの

最終到達点となります。

誰が何をするべきかは当たり前に

理解しているので、

チームが動き出せば指示は

必要とされません。

 

ビジョンも明確で、

成果達成は息をするのと同じ

ように考えられています。

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ここまで読んでみて、

格闘技はチームと関係ないじゃん?

と思った方もいるかも知れません。

 

確かに一見するとそのように見えますが、

格闘技の練習って1人でできることは

かなり限りがあるんです。

 

つまり、一緒に強くなる

「仲間」がいること。

 

そして、仲間がいるから

様々な練習ができること。

 

チームの発達段階も仲間がいるからこそ

チームとして発達する事ができます。

 

結びつかなそうな両者ですが、

1つずつ振り返ってみると、

けっこう共通する点があるものですね。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。