こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

僕は個人事業主として

お仕事をしています。

 

独立当初はお仕事など

殆どありませんでした。

 

そうなると当然の事ながら、

アルバイトや派遣という形で

収入を得る必要があります。

 

実は僕にとってこの経験は

単に食い扶持を稼ぐため以上に、

色々な会社を観察する良い

機会だったりしました。

 

アルバイトや派遣で行った会社が、

自社の社員や外部の人間に対して、

どのような接し方をしているか、

そういったことが見えるからです。

 

売れない独立初期に何度も色々な

会社でバイト、派遣を続けているうちに、

働きやすいと感じる会社と

そうではない会社には、

ある違いが存在することに気付きました。

 

それは、「リスペクト」です。

 

働きやすいと感じる会社には、

互いを尊重する風土があります。

 

そこには正社員だとか

派遣・バイトだとかといった

垣根が存在しません。

 

その場で仕事をしている人は

みんな対等な存在である、

という空気があります。

 

そういった会社では、

アルバイト勤務だった僕にも、

様々な意見や考えを求められ、

とても楽しく仕事が出来ました。

 

逆に、働きづらさを感じた会社では、

こんなエピソードがあります。

 

派遣で通っていたある会社で、

とある事業部の部長が

僕の本業を誰かから聞きつけて、

 

「ついでにウチの連中に研修やってよ。

自社コンテンツはあるからさ。

プロなんだから簡単でしょ?」

 

と言って来たことがあります。

 

もちろん、丁重にお断りしました。

 

驚いたのはその後の一言です。

 

「なんだぁ〜!プロなのにこのくらいのことも

やってくれないの?時給もらってるんでしょ?」

 

さすがに呆れ果ててしまい、

愛想笑いも出来ません。

 

すぐに登録していた派遣会社に連絡し、

その場でその会社からは引き揚げさせて

もらいました。

 

その会社の雰囲気は、

表向きは非常にフレンドリーですが、

とても「なあなあ」な風土でした。

 

なあなあに敬意は宿りません。

 

このくらいなら、とか、

この程度なら、とか、

相手の背景を一切無視して、

自分の都合だけになってしまいます。

 

敬意というのは相手に対する

興味から始まります。

 

相手の背景を知り、

そこから構築された価値観を知り、

それらを受け入れるからこそ、

相手に敬意を持つことができます。

 

では、相手に敬意払い、

相手から敬意を受けるには、

どんなアクションが必要か?

 

はい、もう皆さんお分かりですね。

 

対話です。

 

対話が互いに敬意をもたらします。

 

相手に興味を持ち、

相手を知る。

 

これがリスペクト風土をつくる

王道だと僕は思います。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。