オンラインでも発言を促す会話テクニック こんにちは。 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。(プロフィールはコチラです) 普段、顔を合わせていれば普通に話せるのに、 オンラインになったら急に話さなくなったので、 部下が何を考えているのか分からなくなった。 コロナ禍以降、こういったお話を耳にする機会が増えました。 確かに、面と向かって話しているのとは感覚が違いますし、 zoomなどのオンラインで会議などをすると、 発言者以外の人はミュートにしますから、 注目が集まりすぎているような気がして、 話しづらいという人は一定数いらっしゃいます。 ですが、実はオンラインもオフラインも、 メンバーと会話コミュニケーションをするうえで、 さほど大きな違いはありません。 そこで今日は、オンオフ関係なく、 会話コミュニケーションで役立つ、 拡張話法について書いてみます。 その前に、会話コミュニケーションにおける、 3つのポイントをお伝えしておきます。 ①人はだいたいみんな、自分が1番大切。 自分に1番興味がある。 ②大抵の場合、誰もが自分のことを認めて欲しい、 自分の事を分かってほしいと思っている。 ③人はそもそも、「自分の事を分かってくれる人」を好きになる。 要は、相手を話題の中心に据えて、 相手の話に興味をもっていれば、 相手はとても喜ぶということですね。 この3つのポイントを押さえ、 相手とスムーズにコミュニケーションするための 方法が拡張話法なんです。 拡張話法は拡張する順番があります。 それは、感嘆→反復→共感→称賛→質問、です。 感嘆:リアクションです。相手の話を聞いて、感銘していることを表現します。 例えば、「へぇ!」「わぁー!!」「マジで!」などですね。 イメージとしては、語尾に感嘆符をつけるような感じです。 反復:相手の話を繰り返します。 例として、「~を始めたんだよね」に対して、「~を始めたんだ~!」 といった感じです。 共感:相手と同じ表情で、相手の感情に寄り添う表現をすることです。 「分かりますよ」「大変でしたね」「良かったですね~!」「それは嬉しいね!!」 みたいな感じですね。大きく、ゆっくりとうなづきながらやると、共感度もアップします。 称賛:相手に評価することです。 「凄い!」「やるなぁ!!」「素敵ですね~♪」「さすがだね」 といったものですね。 質問:相手を話の中心にして展開させていくために、 相手の話の「その後」を追いかけることです。 「それからどうなったの?」「もっと聞かせて!」「今はいいの?」 みたいな感じです。 この順番で話を進めていくと、 驚くほど相手が勝手に話をしてくれます。 もしオンラインでの会話に難しさを感じているのであれば、 一度試してみてはいかがでしょうか? 本日も読んで下さり、 ありがとうございました。