こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

東芝の車谷社長が辞任しました。

 

諸説ありますが、株主との関係性が良くなかった、

という記事が多く、それが辞任に至る原因の1つ

だったようです。

 

車谷さんは元々、金融マンだったそうで、

経営上の数字を重視するタイプとのことです。

 

数字にこだわる人は、数字を上げるためには

どうしたらいいか、という部分には強みを

発揮しますが、どちらかと言うと理論に

重きを置くので、人の感情に対しては、

割と気にしません。

 

恐らく車谷さんは、数字で頭がいっぱいになり、

会社を支えてくれている株主や従業員との

関係性構築を疎かにしてしまったのでしょう。

 

会社のトップはそれこそ、周囲の全ての人が

自分にとってのフォロワーです。

 

お客様はもちろん、株主、従業員、

その他、自社のパートナー企業など、

自分が直接関わる、関わらないに関係なく、

取り巻く人々は全てフォロワーとなります。

 

リーダーにとって欠かせないのは、

自分のフォロワーに対して感謝し、

普段からコミュニケーションを取ることです。

 

そういう意味では、車谷さんはあまり

コミュニケーションが得意ではなかった、

という可能性があります。

 

車谷さんの場合であれば、

普段から株主の方々を巻き込んで、

頻繁に対話を重ねていたら、

辞任には至らなかったかも知れません。

 

大抵の人は、自分に興味を持ってもらえると

嬉しくなります。

 

ましてや、東芝のような大企業です。

株主の人達も、東芝に儲かってもらった方が、

自分達にもメリットがあります。

 

ですが、自分達に興味を持たない社長に対して、

株主が興味を持つことはありません。

 

好意の返報性というのがありますが、

それと同じです。

 

相手が自分に興味を持っていないのに、

自分が相手から興味を持ってもらえる、

ということはないのです。

 

つまり、コミュニケーションに

一方通行はないということですね。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。