ハイパーローカルニュース、という物があるらしい。
研究テーマにしている方に話を聞いて
興味をもったのでエントリ。
ハイパーローカルニュースとは
名前がカッコいい。だけではなく、、
ある特定の地方や地域に特化したニュース
**区何丁目ニュース、みたいに
街区のレベルまでローカルなニュースを提供している。
大手新聞社が既存の情報配信に危機感を感じて
取り組み始めている。
http://www.nytimes.com/marketing/thelocal/
NY TIMESも、
ブルックリンにある2つの地域だけをカバーする
ハイパーローカルニュースサイトを立ち上げている。
内容は、一般のブロガーや読者から提供された記事が中心とのこと。
これを聞いて、面白いかも、と直感的に感じた。
つい最近のtwitterでの出来事を思い出したから。
ひどい通り雨があった日。
自然発生的に雨情報のつぶやきが連鎖していった。
渋谷大雨なう→鎌倉はまだ晴れてる→目黒セーフ
同時多発的につぶやきが起こった。
みんなが場所をつぶやいてくれる事で、いつもと全く違う面白さがあった。
こりゃなんかすごいぞと。
で、前述のハイパーローカルニュース。
単なる狭い地域の新聞、と見てしまうと、あまり可能性・魅力は感じない。
が、「情報が場所でつながる」という切り口で見ると魅力的な物に見えてくる。
最近のセカイカメラや位置ゲームのブーム。
情報を場所と連動させることで、一気に身体性が感じられてくる。
なにか、ワクワクする感覚がある。
twitterと場所を連携させたサービス、あたりに
何かヒントがある気がする。
googleは、検索エンジンによる情報のマッチングで
有象無象の情報に価値をもたらした。
ハイパーローカルニュースは
場所を媒介にした情報のマッチングで、新しい価値を生み出せるか。
とか考えてみる