最近、以前読んで、いいなと思っていた本を

引っ張り出してきてます。

仕事でのアウトプットを前提に再読すると、

結構気づきがありますね。


考具 考えるための道具、持っていますか?

http://www.amazon.co.jp/%E8%80%83%E5%85%B7-%E2%80%95%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%81%93%E5%85%B7%E3%80%81%E6%8C%81%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E6%98%8C%E6%B2%BB/dp/4484032058


博報堂CC局加藤さん

2003年に発売された本です。


この5章で、


・情報が頭に入ってくる考具

・アイデアが拡がる考具

・アイデアを企画に収束させる考具

・行き詰ったときの考具

・あなただけの考具


いい企画を連発する為の意識、について説明しています。


自分の課題にぴたっと来たところはこれ。


「アイデアを企画に収束させる考具」


・5W1Hで条件固め


誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どうやって、をしっかり考える。

そのアイデアに抜けはないか。


あたりまえのようだけどやっぱり大事。

代理店とはすごい盛り上がったんだけど

クライアントには通らなかった、というような企画は

これが意外にできていなかったりする。


クライアント視点でのチェックをする、

ユーザー視点でのチェックをする

という軸で5W1Hを使うと俄然効果的。



・タイトル


大事。

ユニクロックがあそこまで流行ったのは、

このタイトルがあったから。

ネーミングがコンセプトを昇華させていることで、

クライアント、制作陣の中で一気にイメージが固まる。


いいタイトルは、「少ない文字で大量の情報を届けることができる」。



・ビジュアライズ


自分の脳内で、企画のビジュアルが明確になっているか、

完成系が見えているか?

「絵にならないもの」は企画として成立しない。


そもそも、自分がビジュアライズできていない企画が通ったとしたら、

制作段階で迷走はまぬれない。



・企画書とは。


読んだ人が頭の中にイメージをつくる事ができるか

成功へのストーリーをイメージできるか

そのための道具である。


脳内の成功ビジョンを、クライアントと共有するための道具。

企画書は目的ではなく手段でしか無い。

そこを忘れずに。