更新が遅れ、1ヶ月ほど過去に遡っています。

 

注意辛い内容が含まれますので、妊婦さんや同じような境遇の方は気を付けてください。

 

 

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前

 

先生が内診したときには既に5センチ開の子宮口。

 

 

もう点滴を上げても止められる状態ではないという判断になり、少しして分娩室に移動し、点滴もオフになりました。

 

 

赤ちゃんの胎動を感じているのに、外に出たら生きられない赤ちゃんを産むことにどうしようもない気持ちと、母親として情けない気持ちと、次第に強くなる陣痛の恐怖でおかしくなりそうでしたショボーン

 

 

この日、入院中何度も担当になってくれていた助産師さんが担当で、忙しい中ずっと付き添ってくれていました。

この助産師さん、多分この病院で一番明るくて、声のトーンも高くて、浮き沈みの激しい私を何とかリラックスさせようと、ずっと話相手をしてくれましたお願い

 

 

赤ちゃんの推定体重は500g程度だけど、陣痛の痛みってどのくらいなんだろう?

 

双子ってことは一人出たあとに立て続けに陣痛がくるんだろうか?

 

陣痛の合間に色々な疑問を助産師さんに投げつけました。

 

 

なんと、陣痛の痛みは臨月でも21週でも変わらないそうで・・・

 

ただ、小さい分出てくるまでに時間はかからないから、痛い時間は臨月の人よりは短いはずとのことです。

 

そしてもちろん、双子だから陣痛も二回きますよ、と。

 

 

私は一人目の出産で陣痛が酷すぎてトラウマだったので、どんなもんかと震えが止まりませんでした。

 

ただ、一人目の出産では、子宮口が開く前に激しい陣痛がきていたので、いきみ逃しが上手くできず辛かったのですが、さすがに何日も前から子宮口が開き始めていただけあって、すぐに子宮口が開いていきました。

 

 

我慢できないほどの痛みではないけど、しんどくなってきたな~くらいの陣痛が何回か来ただけで、すぐに8センチ開になっていましたあせる

 

 

こんなに簡単に開いちゃうんだ。むしろよく今までもってたなぁと思うくらいあっさりと開いていきました。

これが臨月なら嬉しいんですけどね・・・やっぱり子宮頚管無力症なんでしょうか・・・

 

 

そして子宮口が全開になったころ、突然に激しい陣痛へと変わってあまりの痛さに泣き叫びました滝汗滝汗

本当に上の子の時と同じ痛み・・・滝汗

 

え、これ一人産まれてもまだ続くのかと?本当に恐ろしくなりました。

 

 

急いで旦那を呼んで、先生と助産師さんと看護師さんと旦那の4人に励まされながら一人目を出産。

 

出てきた瞬間、すっと痛みが治まってお兄ちゃんを抱っこさせてもらいました。

 

 

手のひらよりも少し大きいくらいの男の子。

 

 

まだ暖かくて、心臓もゆっくりですが動いていました。

 

 

最後まで抱っこしてあげていたかったですが、次の陣痛が始まりそうだったので旦那にお願いしました。

 

 

2人目はものすごい激痛がきたかと思うと、2回ほどいきんですぐに出てきたようで、かなり小さめだった弟くんは出てきたのがわからないほどでした。

 

 

弟くんもまだ暖かく、心臓もゆっくりと動いていました。

 

 

二卵性だけどそっくりで、とてもとても可愛い顔をしていました。

 

 

小さいだけで、他の赤ちゃんと何も変わらなくて、爪も眉毛までうっすらと生えてきていて、このまま看取ることしかできないなんて信じられない気持ちでした。

 

 

小さな小さな服を着せてもらい、家族写真をとって、しばらく家族だけの時間を過ごさせてもらいました。

 

 

ここ数日のあまりに急な出来事に気持ちがついて行っていないのと、陣痛の痛みからの解放感と、終始大号泣している旦那をみて、私はなんだか冷静でした。

 

 

 

ちなみに旦那の立ち合いですが、本来であればコロナの影響で家族の立会が禁止で、出産直後に一度だけ面会OKという決まりでしたが、旦那のせめて看取りたいという気持ちを汲んでいただき、産まれる直前に立ち合わさせてもらえました。本当にここの病院の方々の心遣いには感謝してもしきれません。

 

 

旦那はずっと、入院病棟に続くエレベーターの1階で待機していてくれて、呼ばれて1分くらいで分娩室に来てくれたので、本当に助かりました。

 

 

 

あとで助産師さんが胎盤をもってきて見せてくれて、色々と説明してくれました。

 

ずっと小さい小さいと言われてきた弟くんの胎盤は明らかにお兄ちゃんのよりも小さく、へその緒も細かったです。

赤ちゃん自身に問題があったというよりは、胎盤やへその緒が小さめで、それに合わせて小さめだったんじゃないかって感じのようです。

 

 

ずっと明るく励ましてくれていた助産師さんが、

この出産に関わらせてもらえて本当に良かったです」と泣きながら言ってくれました。

 

赤ちゃんにも「可愛いね、可愛いね、二人ともそっくりだね。」と何度も何度も言ってくれました。

 

幸せな出産が沢山ある中で、産声のない悲しい出産にずっと付き合わせてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、この言葉にすごく救われました。

 

 

【体重】

お兄ちゃん・・・365g(お兄ちゃんも小さめでした)

弟くん・・・242g

 

【病院でしてもらったこと】

 ★写真をとってもらった

 ★服を着せてもらった

 ★へその緒をもらった

 ★体重や身長測定⇒母子手帳への記載

 

【陣痛の時間】

点滴を抜いてから3時間半くらい