更新が遅れ、過去に遡っています。
辛い内容が含まれますので、妊婦さんや同じような境遇の方は気を付けてください。
やっと、どんな障害があってもこの子たちを育てる覚悟ができた朝。
8時半に先生が病室にやってきました。
先生 「どうするか決まりましたか?」
私 「中絶は、したくないです。
どんな子でも育てるので、助けてほしいです。
23週まで妊娠継続できたら、転院できるようにしてください。」
ただ、開き始めている子宮口、
一度来てしまった陣痛、
副作用が酷すぎて中断してしまったマグセント、
できなくなってしまった子宮口を縛る手術、
数日前から続いている、おしるしのような出血、
それにやっぱり小さいと言われている赤ちゃん・・・
何か問題があって出てこようとしているのかもしれない
そう思うと、もう出てこようとして陣痛がきてるのに、
重度の障害が残るけど命は助かる可能性がある日まで、
無理矢理お腹に留めておくことが本当にいいことなんだろうか。
もちろん中絶はしないし、産まれてきた子はどんな子でも育てる覚悟はできた。
でも命が助かるかもしれない23週を目標にするのはきつくて、
救命できる状態になってから、少しでもお腹にいてもらえるように、
マグセントの使用は、救命の処置ができる病院に移動してからにしてもらいました。
だけど、一度陣痛がきているのに、ウテメリンの点滴と安静だけで23週までもつなんて、そんな余裕なかったんですよね。
先生と話している間にも、お腹の張りがどんどん強くなってきてしまいました。。。
涙がどんどん溢れてきて、先生に言いました。
「でも先生・・・もしかしたらもう・・・陣痛が始まりそうかもしれません。さっきからお腹の張りが強くて、少し痛いんです。」
モニターで張りを確認したのち、先生が内診してくれました。
一人目のとき、叫ぶほど痛かった内診が、全く痛くありませんでした。
あーもう子宮口が開いてるから痛くないんだな。そう思いました。
先生 「子宮口が5~6cm開いてますね。もう陣痛は止められないので、これから出産になりますね。」
私が沢山迷って、覚悟ができるのが遅くなってしまって、
その間に確実にお産はすすんでしまっていました