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打つことと一緒



 

わたしは、野球をやっていたので野球で例えることが多いです。

 

今、仕事でこんなことがありました。

 

新しく不動産分野の仕事に参入して、

資格を持つパートさんと営業で契約書を作成してください。と上司から依頼がありました。

 

この仕事をもちろん一つ返事で『やります。』と答えます。

『次にこの仕事をやらせてもらううえで2つ質問があります。』

 

『普段は、専門業者さんに外注をしていました。

今回は、資格ももっていない(不動産については)素人営業と資格こそあれパートさんとでやるわけですが、なぜ自社でやろうと思ったのですか?』


『いくら電話で質問に回答してくれる機関がいても、法律や契約後のトラブルを素人目線の質問だけで問題なく網羅できるのでしょうか?』


という2点を上司にぶつけたところ、

「ほかの契約書のサンプルもあるしそれを見ながらまずはやってくれ。」という返事でした。

 

そして、8割くらい契約書を作成し終えて、

途中報告。

『現状このような形で作成が進んでいます。質問事項は数点まとめているのですが、この内容で進めても大丈夫ですか?

一旦、今回はできても次やる際の再現性が低い(毎回0から確認作業が必要)と思います。』

と改めて念を押したところ、上にもう一度確認してみよう。という結論になりました。

 

進めていってこわい点があり

・だれがその契約書でお客様に説明するのか(資格取得者でないと説明できない)

・パートさんに責任を背負わせられないため、何かミスがあったときに会社を守れない

・質問をしたところで1に対して帰ってくるのは1だけ

もし質問するに思いつかなかった内容は解決できないまま

 

特にこの質問すればいいじゃんという事柄は重大案件で

質問の精度が高くないと、質問したところは直せても質問できなかったところまで細かく教えてもらえないのです。

 

 

例えながらまとめていきます。

 

 

これを野球で例えると、バッターが目を瞑りながらバットを振っているような感じです。


つまり、バットを振って空振りしたとして


なぜ空振りしたのか?

タイミングがずれていたのか

バットとボールに差があったのか

その差はどれくらいあるのかがわかりません。

 

ボールにめがけてバットを振っていないからです。

 

 


今回の事例は、

・なにをゴールにその分野の仕事を依頼したのかが明確になっていない

(作業工程や知識を学ぶためなのか、今後は自社でできるレベルにしたいのか)

という点が課題です。

 



いままで外注していたとおりに外注すればコストがかかる。だから自社でできるようになりたい。

というゴール設定なのか

営業マンが不動産の知識が乏しい。一次情報としてもっと学んできなさい。

というゴール設定なのか

 

これらは、やる前から決めることです。

 

やってみた結果が知りたい は賛成ですが、

やってみなきゃできるかどうかわからない はわかるところはわかります。

 

特にお客様とお金が絡む重要な項目だからこそ

問題があってはならないのです。

 

なにを目的とした仕事なのかがわからないとこういったように迷走していきます。

課題を設けて修正したり、何が足りないのかがわかるからどんどん成長していけるのです。

 

いまのやっている仕事はゴールが明確ですか。

 

 

今日も最後までご覧いただきありがとうございました!  

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