いつもつくだぶろぐを見てくださりありがとうございます。
哲学者すごい!!
最近は、「世界の哲学者から人生相談」という番組を録画して見ています。
視聴者からの相談や悩みを、世界の哲学者たちの哲学をもとに答えていこう。
という主旨なのですが、これがめちゃくちゃ面白い。
今回の相談は、
友達ができない。親友と呼べる人がいない。
どうしたらいいですか。
という内容でした。
この相談内容に、とっっっても共感していました。
わたしも、友達が多い方ではないと感じています。
特に、親友と呼べる人がいるのかと思ってしまっていました。
しかし、この番組で取り上げていたアリストテレスの考え方は、すごくわかりやすく人間関係を言語化されており、わたしにも親友いるかも…
そう思わせてくれました。
あなたにもきっと親友がたくさんいる
いろいろな考え方や定義があると思うのですが、
この番組の話で一度整理します。
愛や友情=フィリアといいます。
アリストテレス曰く、いろいろなフィリアがあり
①有用ゆえのフィリア
役に立つ
②快楽ゆえのフィリア
心地よい
③善ゆえのフィリア
相手の善を願う
アリストテレスは、このように3つに分けています。
このように見ると、①の有用ゆえのフィリアはなんとなく印象が悪い部分も感じました。
しかし、これって友達の多くを占めるのかもと思ったのですが、、、
例えば、
いろいろなことを教えてくれるから
相談に乗ってくれるから
〇〇を貸してくれるから
など言い方をめちゃくちゃ悪くいうと一緒にいて有益な存在であることが、①の有用ゆえのフィリアです。
仕事上や大人になるとこれはお互いの関係であるとより距離が縮む気がします。
ただ、それだと親友と呼ぶには関係が軽い気がします。
それでは、どうしたら親友までなれるのか。
アリストテレスの分類では、
①有用ゆえのフィリア
役に立つ
②快楽ゆえのフィリア
心地よい
③善ゆえのフィリア
相手の善を願う
この③の善ゆえのフィリアである関係からが親友だと定義しています。
相手の善を願うとは、どういうことなのか。
例えば、
震災にみまわれたときに心配したり連絡をとったりする。
その人が例え間違いを冒しても人格を否定せずに信じてあげたりする。
そういうことができる間柄が親友と呼ぶようです。
こういうことだと、わたしにも親友と呼んでもいいのではないか。という友達がいました。
なんかとっても嬉しかったです。
もちろん相手が同じように親友だと思ってくれているとより嬉しいのですが、
自分が勝手に妄想で上げていたハードルがアリストテレスのおかげでハードルが見える化しました。
そのハードルを超えた相手がいました。
きっと、友達や親友という言葉で悩んでいる方がいると思います。
ぜひ、その方はアリストテレスの哲学を1番学んでみてください。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました!
今日のおすすめ
※おすすめ本は必ず一度は読んだことのある本を紹介しております。
アリストテレスの本はこれを今後読んでみようと思いました。